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黄坂　征哉(こうさか　ゆきや)　18歳 職業ベース:2015版セラピスト[EDU×20] 特徴表:鋭い洞察力　芸術的才能 14歳の冬に先生に拾われて以降、一緒に探偵事務所で助手として、バイトをしている。 四年の月日のうちに親子のような関係性を築くに至る。 先生のことを「せんせぇ」と呼ぶ。舌足らずで語尾が幼い。 せんせぇとせんせぇの旦那さんがだいすき。 性格について 実の両親・兄妹から長年虐待を受けていた過去があり、精神的に退行した部分が見受けられる。 いつもにこにこと笑顔を振りまく幼い言動や見目に反し、その思考回路は整然としており、自分の行う思考や言動に対して、俯瞰的なものの見方をしている。 思考や心理を読み解くことに長け、持ち前の洞察力の鋭さによって、自他の思考心理を詳かにする。 無意識的な幼さと内在する透徹さが混ざり合っているが、己を律し偽ることを得意とするため、多くの者が彼と相対して感じられるのは、見目にあった幼さ。 意図した二面性ではなく、虐待によって潰れそうになっていた自分の心理状態を自覚した上での逃避・防衛機能の発露でしかない。また、親から愛されなかったが故の、歪な無垢さの現れでもある。 また仕方がない、と己の痛みや辛さを希釈し、飲み込むやり方を熟知している。故に多くの痛みや苦しみに対し、鈍化する様な諦念を常に抱いており、幸福は一時的なものなのだという事を叩き込まれているが故に、悲劇や逆境への順応性が高い。 また学ぶ事知ることなどの好奇心や知的欲求が強く、知恵をつけることが苦ではないタイプ。 好きな食べ物は先生が作ってくれたもの。 嫌いな食べ物はピーマンとニンジンとセロリと玉ねぎ。ブロッコリーカリフラワー、ベビーコーン　砂肝 レバー 大きくなれないぞとの声援を受け、野菜は食べられるようになったが、レバーと砂肝とベビーコーンは今でも食べられない。 口の中でごりごりするのと、生臭いのは無理だった。 食べると「ミ゜」という声を上げる。 過去について 彼の両親は愛玩と搾取という役割を子供に定義付ける毒親。計画通りに物事を進めるのが好きで、出産についても計画を立て励むタイプの人種。反面、計画を狂わされる事を何より厭い、癇癪を起こしてしまう様な人間だった。 そんな中で計画外に生まれてしまった彼は、自分達の人生設計を狂わせた異物、として虐待を受けるようになる。 他の兄妹達はまるでお気に入りの玩具を大事に大事に愛するように接するのに対し、彼に対しては異物や異常として疎まれ、搾取されていた。 少しでも機嫌を損ねれば、暴行が待ち受けており、暴行の結果、片目は殆ど見えない。躾と称して手足の爪を剥がされたり、煙草を首に押し付けられたり、食事や衣服学習環境、その他もろもろに格差をつけられ半軟禁状態の生地獄に在った。 また征哉の親は、頭の出来にコンプレックスがあり、自身の計画通りに生まれた子供達には上に行って欲しいと熱心な教育を施していたが、彼らよりも遥かに劣悪な環境に置いていた、予定外の子供である彼が、優秀な成績を叩き出したことにより、虐待が激化。 また、どうにか親に好いてもらおうと思考をパターン化・トレース。心理を読み解き観察し、先回りする立ち回りは、頭の出来に自信のない両親の劣等感を焦がす結果になり悪循環へと陥っていた。 そんなある日、比較的親の機嫌がいい日に学校への登校が赦され、けれど身体中が痛くて仕方がないからとぼんやりと公園のベンチに座っているところを先生に保護される。 その後住み込みのバイト、という名目で保護され、生活している。 お風呂やご飯が温かいものであるということも、保護されてから知った。 保護されたばかりの頃は新しい環境と、今まで蓄積されてきた疲労などがぶり返し、長いことベッドの住人であった。また、虐待のフラッシュバックによる悪夢。それに連鎖的に引き起こされる涙や過呼吸・不眠などに悩まされていたが、カウンセリングを経て、症状は緩和状態にある。 そして17歳の時、安心できる環境・自分の心と向き合い緩和を目指す中で、徐々に外界への向き合い方を考えた果てに、先生のお仕事を手伝うことに決めた。 事件へ関わる内に、自身と同じく虐待を受ける人達が数多くあるという現実を改めて受け止め、寄り添うにはどうすれば良いかというのを考えた結果、セラピストを目標とするようになる。 これまで渡り歩いた心療内科の先生に頭を下げ、自分と同じ虐待を受けた人間への向き合い方、寄り添い方を学んでいる。 意思決定と行動力は高い。 助手としての役割 主に書類整理と、依頼人のプロファイリング。依頼完了後の依頼人のメンタル的なアフターフォローなどが主。 また事件後の心療内科の斡旋なども担当している。 心療内科は得意分野ごとに数種類用意できる程度にはコネクションがあり、自分が師と仰ぐ人も沢山いる。 一番お世話になっているのが、おじいちゃん先生。老齢ながら、最新の知識を取り入れ続け、患者の抱える症状の緩和を目指す姿は目標そのもの 征哉と彼のやりとりはほぼ祖父と孫である。 公私を分けており、仕事の時は頑張ってはきはきと話すように心がけている。できているかは別。 仕事が終わると気が抜けてふにゃんふにゃんないつもの幼い口調に戻ってしまう。 通過シナリオ 同居人 めめめめめ 化の国 スナーク狩りの夜

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