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夢藤 燦(ムトウ アキラ) 自分のマジックを｢魔法｣だと言い張るマジシャン。そもそも｢魔法使い｣になることを夢見てマジシャンになった。 マジシャンである父親のことを先輩魔法使いだと固く信じている。 彼にとって喝采はbgmでしかなく、｢魔法を使えている自分｣が楽しくてマジシャンをやっているため、あまり他人の評価を必要としていない。 そのため、自分が天才魔法使い(マジシャン)であるという自覚はあるが、｢自分が例え天才じゃなかったとしても、父親がマジシャンでなかったとしても。何があってもなくても自分はマジシャンを志していた｣という確信がある。 ｢自分は自分｣だという感情がかなり強いため、他人にどう思われようが｢自分はこう｣だという確固とした芯があるため全く傷つかないし、特に気にしていない。 そもそもが共感、理解を他人に求めていないため、多分同業者にはあまり好かれていないし、彼自身も全くもってどうでもいいと思っている。 観客は｢僕の魔法を見に来てくれているひとたち｣のためそれなりに好きだしサービスも沢山するが、それら全ての行為は自分の魔法を高めるためにしているものでしかない。 彼らを楽しませることが目的なのではなく、自分のために彼らを楽しませているので、積極的に魔法を披露する。 いた方が気分は乗るが、いてもいなくても変わらない。 ｢観客を楽しませるため｣に魔法を使うのではなく、｢魔法は観客を楽しませる｣ものだから結果的にそうなるのは当たり前だと感じている。 自分の感覚が一般的な考えとはかけ離れている自覚があるため、ここらへんの本音は一応隠している。 全体的に地に足がついておらず、人間らしさが希薄。かなり性格に難がある。 兄に対しては純粋に好意しかない。生まれた時から最も近いところにいる人間であり、そして才能としても一番近いところにいる人間であると感じている。 もしも魔法を競いあえたら楽しいだろうな、と思っているのでわくわくしている。 兄のお弁当が大好物。なんでも美味しい。めっちゃ好き。 しばらくアメリカに留学していたので英語がめっちゃペラペラ。日本語より得意になってしまい逆に日本語を忘れかけたため、今は日常生活の中で英語で喋ることを自主的に禁止している。 2-9 バイリンガル 5-2 斜め上からの発想

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