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気が優しく、穏やかで、いつも控えめに笑うごく普通の男子高校生。 しかし彼は心の奥に凶悪な性格を飼っている。 怒りがある一定のラインを超えると、人が変わったかのように乱暴な口調、性格になり、対象を傷つけようとするのだ。 精神科医曰く二重人格のようだが、家庭環境、友人関係にも問題なく、そうなった原因が見当たらないことから、医師も首を捻っている。 凶暴な人格が優位人格で優が劣位人格の為、優自身に暴れ回ったときの記憶はない。 しかし医師や他の人の話から「自分が怒ると凶暴な人格が現れて人を傷付けてしまうようだ」という事だけ把握している。 その為日常生活ではなるべく怒らないように、心穏やかに過ごそうと努めている。 （その人格が暴れるのは溺愛している優を守る為なのだが、 優からすればその本心はわからない為、この人格を怖がっている。 （優の防衛反応と憤怒の感情が強く反映されているので、凶悪になっているだけのようだ） これは優が覚えていない事なのだが、過去に東京の学校で優を暴行しようとした不良達を全員病院送りにしたことがある。 全員、体の部位を何箇所か潰されており、正当防衛にしては過剰だという事で警察沙汰になった。 その事件は親のコネによってもみ消されたが、ほとぼりが冷めるまで東京を離れろと言われたので、 岡山県江津森玄武郷にある全寮制の『聖陵学園』へ転校してきた。 この土地であれば、過去を知るものも無く、事件が掘り返されることも無い。 新しい生活では自身の性格が発現しないようにしよう、と心穏やかに過ごす事を決めるのだが…。 ※2015の「外科医」の技能を取得。 兄が真剣を扱って怪我をする事が多いので、外科医になりたいと思っているようだ。 経理は敢えて取っていません。 ※実家が道場を営んでいる。 基本的には剣舞、剣道を教えているのだが、 そこで拳法も教えているので、優もその技能を取得しています。 【シナリオ履歴】 罪を孕みし堕落の子ら →特殊ロスト。大いなる神の化身となった彼は、敬愛する兄が自身を殺してくれるその日まで身を隠すことだろう。 もし彼を解放するためのYの退散の呪文を優か翔が手に入れて、翔が唱えるのであれば人間に戻れるだろうが、望みはかなり薄い事だろう。

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