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「オレに出来る事なら、喜んで」 「生きててくれてありがとう！」 「響天騎士　武雷、ライジン！！」 「その悲しき連鎖…俺が断ち斬るッ！！」 狼を模した鎧に身を包み、風を、雷を纏って身の丈程の剣〝王牙剣〟を振るう剣士。 それが叢雲　迅。〝今代の〟ブライである。 騎士を名乗っているが、暮らしぶりや性格はむしろ武士のそれに近い。 先祖代々剣と鎧と共に受け継がれてきた称号、厳しい鍛錬と力を持つことの覚悟、それらを背負い戦場に立つ。 大規模なヴィランとの戦いにおいて大軍を相手にたった1人で応援が来るまで戦い抜いた功績を称えられてヒーローとして認められた。 先代である父はレネゲイドウォーにて力なき人々を守り戦っていたが、何者かに〝後ろから〟攻撃され致命傷を負った。 そして死際に最後の試練として迅と一騎討ちをして、彼に力を託すと彼の腕の中でその命を落とした。 父の戦友であり、がむしゃらに力を求め続けた彼を諭し、導いてきた狼王ロボとは今でも深い絆で結ばれている。 彼の願いは１つ。誰も武器を取らず、人々が心から笑顔でいられる世の中になること 遠い道のりでもいい、彼は今日も剣を振るう

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