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※庭師HOバレあり※ 文字色：C29DC8(ライラック) ＊『庭師は何を口遊む』にて作成したキャラシートであるため ・上限突破した能力値 ・職業P・興味Pを無視した技能値への振り分け ＊イメソン - 『ボッカデラベリタ』 紫香楽 丁花 ↓ 紫丁香花 ↓ ライラック：「思い出」「友情」。 紫色のライラックの花言葉は「恋の芽生え」「初恋」。 相模原 涼とは幼い頃からの付き合い。昔から兄妹のように育ち、親の言いつけによって許嫁になるまでは良き親友であった。 また丁花自身に恋愛感情を元々抱きにくい性分があり、相模原も同様に恋愛よりも将来の夢を優先する人物であったことから利害が一致し、許嫁関係を了承。 許嫁を意識し始めたのは学生時代。人一倍正義感の強い彼女が「警察になる」と言い始めた高校2年生の春、それを止めようと躍起になって「俺が警察になるからお前はなるな！」と叫んだ時に"相手が大事である"ことを自覚した。 彼女に傷ついて欲しくない。彼女が無闇に危ない場所へと飛び込んでいくのを止めたい。その腕を掴んで自分の元へと引き戻したいという強い思いを感じた。 しかしその感情を口に出すことはお互いになかった。 恋愛は落ちた方が負けだと子供らしいちゃちなプライドが感情に名前をつけることを拒否した。2人の中でこれは『腐れ縁』であり『良縁』であると。 いずれ歳とともに落ち着いて話ができるだろうと思っていた。 それからはお互いムキになって同時に警察学校へ進学、卒業、キャリアを積んで実力が均衡していたが「男だから」という理由で僅差で丁花がチーフに選定された。 そのことについては未だに丁花自身の中で納得がついていないので自らをチーフと認めていない。 相模原はその事実を受け止め、それからは少しだけ女性らしく振る舞うようになり、そんな彼女を見て今までとの違いにもやもやとしつつも「僕が僕の思うようなチーフになることができたら、その時は結婚して欲しいんだ。」と思いを告げた。相模原は「女らしくした途端何よ。吃驚した。」なんて笑ったが了承してくれたのだ。 これからはちゃんと、恋人らしく付き合っていこうと誓い合った頃、相模原は事件に遭遇し、庭師によって殺されてしまった。 『相模原は自分が実力じゃない方法で蹴落としたから失墜したのかもしれない』 『自分が初めて愛した相模原は、儚く美しい女性らしい彼女、しかしそんな彼女を守ることは叶わなかった』 その事実に苛まれ、更に彼女が存在していることが至って普通であった人生からポッカリと空いたその席が埋まることはなかった。 それからは自分と関わりを持ち誰かが変化することを拒絶する。心を開く＝弱みを見せること、弱点を晒すことであると思うがために他HOの話を聞くふりをしてシャットアウトする。うんうんそうだね君が正しい。 (つまりHO内容を全部聞かされても「…で？僕はどうしたらいいかな。」とか聞き返す) 自己肯定感0の相手全力肯定型チーフ。強靭な精神は相模原を失って外皮を伴いその高度を増しただけだ。 自分を傷つける嘘や相手を庇う嘘でさえも嫌悪の対象となるのは彼の高い人間観察能力による弊害である。 かつて自分が相模原への気持ちを割り切ることをせずに「なんでもないもの」だと自身に嘘をつき、3年間もずっと後悔している為だ。 隠し事や取り繕う顔もまた苦手である。 かつて相模原が自分に夢を失わされた時に「おめでとう、応援してる。」と、嘘ではないにしろ外皮を取り繕われた事による心離れを感じた為だ。 将来の夢は生物研究家。その能力、素質は十分にあった。しかし彼は自身の夢、そして恋人である相模原の夢を皮肉にも壊してしまったのだった。

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