タグ： 海枯れHO1 カチューシャ

【PCの過去設定】 ロシアで有数の名家に生まれた彼女の人生は、産まれる前から親によって決められていた。彼女がなにを言おうが、親の心には届かなかった。親の望むように教育を施され、親の望むように婚約者を決められた。凡そ人間らしい感情を育てられなかった彼女は、誰かの言いなりになる人形となってしまった。その態度が婚約者には気に入らなかったのだろう。彼は別の女性と恋に落ち、勝手に婚約を白紙にしてしまった。その結果、彼女の親は激怒。どうして完璧敷かれたレールの上すらまともに走れないのかと彼女を責め立てた。 やりたいことを我慢し、言いたいことを飲み込み、親の望むように育ってきた彼女は、この言葉に自分の行き先を見失ってしまう。突然野原に放り出された幼子のように絶望した彼女は、その日から自傷行為を始めるようになった。最初は見えにくい太腿や二の腕に赤い筋をつけた。次は手や足に。最終的には首にまで傷をつけるようになる。彼女の自殺方法は多岐に渡り、つけ襟を外せば切り傷やら締め跡や擦れた縄の跡などが容易に見つけられる。 彼女はただ、親を愛し、親に愛され、恋人を愛し、恋人に愛され、子供を愛し、子供に愛されるような。そんな、平和な日常を望んでいるだけなのだ。 【PCの性格】 元はお転婆でよく笑う可愛らしい子だったが、今は親の教育により性格が歪んでいる。お淑やかな、貼り付けたような薄い笑みを浮かべるようになってしまった。本当の笑い方など、とうの昔に忘れてしまったのだ。 いつもどこか遠いところを見ている。こちらを見ているようで、見ていない。 【その他PC設定】 基本的に頼まれ事、お願い事には否応なく応じる。それがなければフラフラと死に場所を求めて徘徊している。その手に何かしら道具が握られていた場合は要注意。 【birthday】 7/6 誕生花:ハマユウ 【サンプルボイス】 一人称：私 二人称：貴方、(名前) 「…カチューシャ。長いから、そう呼んで」 「貴方は…この世界を、人間を美しいと思う…？私には…美しいのは見た目だけで、中身は… …ごめんなさい。なんでもないわ」

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