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早乙女 春人の父親は、大手ファッション通販サイトを経営する会社(早乙女コーポレーション)の代表取締役であり、起業家(実業家)であった。しかし、高校一年生の秋頃に不況により会社が倒産。多額の借金を抱える。借金の返済のために、所有していた不動産は売り払い、今は小さなアパートにひっそりと家族で生活している。 実は「女性恐怖症」気味。 中学生になってから増えてきた縁談の相手に、無理やりに既成事実を作ろうと迫ってきた年上女性がいたことがきっかけ(強姦ですね〜〜 )その女性が完全に財産目当てだったこともあり、「早乙女春人」でなく「御曹司の早乙女春人」を目当てに近づいて来る人間が苦手。 中高一貫のお金持ち学校に通っていたが、財産目当てで関係を築こうとしてくる人間が増えてきたので、気持ちが悪くなり不登校気味になっていた。 一度環境をリセットしたくて、高校は外部に進学。 入学式、やはり「早乙女」の名前は知られており、遠巻きに見られていた。 そんな時、初めて声をかけてくれた(ハンカチを拾ってくれただけ)のが愛染くん。 一目惚れだった。彼の屈託のない笑顔からは、「御曹司に擦り寄ろう」と言ったような邪な気持ちを一ミリも感じなかった。純粋な優しさから声をかけてくれたのだ。彼は俺を「御曹司の早乙女春人」としてでは無く、ただの「早乙女春人」として見てくれたのだ。それだけで救われる気持ちだった。 高校に進学してからは、愛染くんに会えるので毎日が楽しい。会社が倒産したことによって、色んな意味でやはり奇異の目で見られることが多いが、今は全く気にならない。 女装は趣味ではないか、表向きは「ストーカーがバレないため」を口実にしている。 本音は、ノーマルな愛染くんに、少しでもよく見てほしいという感情から。別に趣味ではない。 コスメはキャンメイク、服はハニーズ、スピンズ、ローリーズファームで買うことが多い ストーカーは彼のことを知りたいという心理から。彼のことを知り尽くし、いつか彼と釣り合う人間になれたら、彼に「はじめまして」を装って近づこう思っている。まだその時ではない。 好きな食べ物　ラフランス　キッシュ 3/27 秘匿 ▼『HO1』追跡型ストーカー 貴方はとんでもなく裕福な家庭『だった』高校生だ。そう、過去形である。父の会社が倒産した今、金持ちであることを鼻に掛けることはできないが、自らの脚を使うという典型的なストーカー技術を身につけた。昨日もせっせとバイト先のハンバーガーショップまで跡をつけたところだ。もはや日課である。 …惚れたのは落としたハンカチを拾ってもらった時だ。ベタだが少女漫画なんて読んだことがないお嬢様（御坊ちゃま）だった貴方は惚れてしまったのだ。仕方ない。これが神の定めだ。ちなみにあの日のハンカチは洗わずに肌身離さず持っている。なお学年の指定は無い 。 。 ・報酬【生還】 AF：ウサギの羽帽子 ウサギ？の羽でできた小さな飾り。 身につけている時だけ、ウサギ語 10％。聞くだけで書くことはできない。 予期せぬ協力者　96　　前職(ストーカー)

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