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　傭兵ギルド「紅霞の仮面」に所属しているオーヴァード。10代半ばに見られるレベルの童顔。 　紅霞の仮面には4年前から所属している。幼少期の頃にいつの間にかレネゲイドウィルスに感染しオーヴァードとなっていたが、その結果リザレクトによる異常な傷の治りの早さが両親からの疑心を呼び、治療という名目で体よく研究施設に売り渡される。施設はFHと繋がった非合法の実験場であり、多くの少年少女たちが人道を無視した人体実験の被験者となっていた。自身は肉体的にはオーヴァードとしては貧弱で戦闘員にする価値はないと判断されたものの、実験の一つとして遺産との適合に成功し結果としてリザレクトの限界値が高まったため人体実験用の素体としての有用性が見いだされ10年近くもの間施設内で被験体として扱われた。 　4年前、施設内の別の子供がジャーム化。その騒動の間に別の子供たちが企てた脱走計画に便乗する形で施設から逃走。その最中で紅霞の仮面のエレシス・ローグフラグに保護され、行く当てもないことからそのままギルドに所属することとなる。現在は主に同僚でありギルドの先輩である射和灰冴やバックアップ担当のツグミ・ライラックとチームを組み傭兵としての任務にあたっている。元々戦闘経験はなく現在の戦闘技術は紅霞の仮面に所属してから身に着けたものだが、肉体面での素養が低いことには変わりなく周りの戦闘力が高いオーヴァードや専門的な能力を持つ面々に対して劣等感を抱いている。 　武器は短剣。オーヴァードとしては身体能力、強度共に低く攻撃面でも突出したものはないが、元の肉体のポテンシャルが低いため逆にリザレクトを使用しても最小限のレネゲイドの活性化で傷を全快できるという体質を持つ。また、遺産に適合した影響で肉体とレネゲイドの親和性も高まっており、一般的なオーヴァードよりもより多くの回数リザレクトを行えるという特性を生かし、肉体の回復力と本人の燃費の良さを生かした持久戦又は自らの体を盾とした護衛任務などを得意とする。

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