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・君待つ明日に僕はいない　両者生還。 ・月のくじらとジェリーフィッシュ 那琴町の高校一年生。 以下の設定にネタバレは無いがすべてフレーバーなので読まなくてよい。 中学生のとき母を亡くした。現在はマンションで父と二人暮し。 元々はごく普通の元気な男子。母の病状が急に重くなった時期、父もいろはも料理や身の回りのことが自分でできず、母のことが大好きだったのもあって、毎日病室に通って家事リストを貰ったりしていた。 その時期、身だしなみが乱れたり、付き合いが悪くなったりした都合で、クラスメイトからハブられ、からかわれるようになる。ある日仲の良かった男女グループが「わざわざママに服確認しに行くんだって」「気持ち悪い」「ていうか今日の寝癖とか有り得ないよね」「柚姫ちゃんと仲良しに免じて黙ってたけど、あの子留学しちゃったし」と自分の悪口を話すのを聞く。続いた「そもそも甘えられるお母さんが可哀相だよね。甘えさせる側もちょっとって感じ」という母への悪口をトドメに思わず乱入して友人を殴り、決裂する。それ以来、男女混合のいわゆる高カーストのグループが嫌い。 丁度その日に貰ったばかりだった母の写真入りのお守りを、今でも大事にしている。 それから、料理も手芸も得意だった母の隙間を埋めるように、母が溜め込んでいた料理本や手芸本を読み込み、気づいたら手芸が趣味になる。 そういえば、ドッジボール命になるより前のもっと小さな頃、お母さんと一緒に、くまのぬいぐるみを作ったことがあった。ええと、あれは誰にあげたんだっけ……。 医学は母の病気のことが知りたくて勉強していた痕跡。 ドッジボールは男子の嗜みのため回避、投擲があるが、避け専であんまり投げられない。 クラスメイトの楼絡柚姫と、昔仲が良かったこと、オレのお嫁さんにしてやる！と思っていたことは覚えている。 わたし味噌汁きらい！事件が発生したのはクラスメイトから孤立するより少し前。母は病気が発覚してはいたが、まだ調子がよく、元気だった。 クソガキだったいろはは、母の病室で見たテレビのプロポーズに母親が「お父さんもこうだったわ」と照れていたのを見て「よし！オレも柚姫にはこう言う！」と思う。 しかし、留学前の華のローティーンだった柚姫は味噌汁を作るどころかコンソメスープ派だった。叱られて以来、スープ物に恨みがある。 君待つ前は見るたびに慌ててしまう程度には意識しつつ、自分とはすっかり異なる世界の女の子になってしまって少し怖いと思っていた。最近少し仲良くなった。 以下、月のくじらとジェリーフィッシュ　ネタバレ 獲得呪文『月のくらげ召喚』 施設の力の残骸であるくらげがあなたについてきてしまった模様。 特に意味がない魔法。目くらましにはなるかも。 SAN値1d3、MP1d4を消費することで触れられない不思議なくらげを大量に召喚する。 初めて見た相手にはSANチェック0/1

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