タグ： おじいちゃんち

前田 柳（まえだ やなぎ） 探偵助手兼税理士 ■2015執事ベース ■特徴表 ・2-1　手先が器用：任意の<製作>1つの基本成功率が50%となる（プレイヤーは分野を決めること）。さらに<機械修理>および<電気修理>に+10%。→＜製作（薔薇）＞ ・4-8　大切なもの(D) ：他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1D8正気度ポイントを失う。→60％追加：＜回避＞に40％、＜組み付き＞に20％、片方の耳にピアスをつけている。妹の形見である 探偵事務所の助手兼事務（経理含む）を担当している フリーの税理士であり、とある探偵事務所の経理を任されたことをきっかけに、その事務所の雑用や事務までこなし遂には探偵助手になってしまった 事務所の主である望月誠二を慕い、彼を支えた 自宅は東京郊外の屋敷。古い洋館で、広い庭に薔薇園がある。その薔薇園では、毎年彼の手によって美しい薔薇が花開く 現在、自宅の一室を探偵事務所として探偵：京 椋（かなどめ むく/ID:3118959）に貸し与え、彼女の助手になっている 基本的に何でも出来るタイプで、常に笑顔を絶やさない 京の事を大切に思っており、ぐうたらな彼女の面倒を見ている -------------------- 探偵事務所の主：望月 誠二（もちづき せいじ） 妹：前田 燕（まえだ つばめ） 彼には妹がいた。彼女は就職を機にこの家を出て行く事になった 彼は妹と離れる事に対して、とてつもない寂しさと理不尽さを感じた 幼い時からずっと一緒で、仕事で忙しい両親の代わりに自分が面倒を見てやった 興味のない遊びにも付き合ったし、勉強をみてやった。料理だって掃除洗濯だって妹の分までやった 妹は彼を信頼し、他愛のない話から思春期の悩みまで相談した。毎日笑い合った、大切な家族だった だから妹は就職が決まったことを真っ先に兄に報告した。最初に喜んで貰いたかったからだ 兄は勿論喜んでくれた。「おめでとう。でも、寂しくなるね」 妹は冗談めかしてこう言った。「お兄ちゃんがいなくたって私もう平気よ」 それは彼にとってひどく残酷な言葉だった 今まで彼女に尽くした分だけ、今まで与えた無償の愛は、違う感情に変化した 彼女が出て行く前の日の晩に、彼は妹の部屋に行き本当は出て行って欲しくないと打ち明けた 自分には仕事があるし両親からこの家を任されている。だからここから離れられない。それを分かっていながら、何故あの会社を選んだのか。ここから通う事は出来ないのか。何故自分を置いていくような事をするのか。慣れない土地で、慣れない仕事を一人でやっていける確証はあるのか。今まで全部面倒を見たのに。 自分の本意を伝える事は、彼にとって屈辱にも近いものがあった 妹は普段とは違う兄の言葉に驚くと共に気分を損ねたようで、大丈夫、とよそよそしく兄の言葉を跳ね除けてしまった 「わかった。この家にずっといるね」 「そうだよね、やっぱり私にはまだ早いよね」 「こんなに考えてくれたのに、ごめんね。気付けなくて」 「お兄ちゃんと一緒がいい」 妹はそう答え、彼は優しく妹を抱きしめた 彼女はその時兄に喉を絞められていたので声が出せる筈なかった 「そうだよね、やっと分かってくれたんだね」「ううん、いいの。お兄ちゃんだから許しちゃう」「はは、優しいね」……と、欲しかった言葉とかけたかった言葉をひとしきり呟いて、兄はやっと手に込めた力を緩めた 首についた手の跡は見つかったら面倒だから焼くか腐らせてしまおうと思った 最後まで面倒をかけさせる妹の事を相変わらずだと思った 幾つになっても妹は彼の中でずっと甘えん坊で手のかかる妹なのだ。まるで手入れに手間のかかる薔薇のように -------------------- ・参加シナリオ 『同居人』KPよりさん 以下シナリオに関するネタバレ有り -------------------- ・『同居人』後 鬼嶋を屋敷に住まわせた。彼の持ち家は人に貸した 外科病院には、屋敷から通って貰っている 探偵事務所として使用していた屋敷の一室は、診察室となった いや、彼は以前からこの屋敷にいたから、何もおかしいことは無いのだが 堂島のブログは毎日見ている。これからはゆっくりと、自然に距離を縮めていくだろう そして”妹”は自宅に居続けてくれるようになった 取得呪文 ≪ニャルラトホテプとの接触≫ ≪旧き印≫ ≪セイレーンの歌声≫

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ