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脱獄は乙女の嗜み（HO2） 私立舞麗慈和学園の高等部１年生（15歳）。 歴史学者の父と元アナウンサーの母の間に生まれたお嬢様。 性格は天真爛漫で他人に流されない。少し夢見がちな面もあるが常に前向きで虎視眈々とフルートメインパートを狙っていたようだ。 誕生日は4月23日、血液型はAB型。好きな言葉は「蛍雪の功」。 同校の他生徒の出自と比べて立派な家柄というわけではないが、それでも一般家庭と比べれば恵まれた家庭と言えるだろう。 彼女自身も、父譲りの聡明さ、母譲りの美貌を存分に生かし、他の筋金入りお嬢様に負けるとも劣らぬお嬢様オーラを放っているので学校で特に劣等感を味わうこともなく生活できている。 委員会は図書委員会に所属。 アナウンサーである母に幼い頃から読み聞かせをしてもらっていた賜物か、物心ついたときには活字が大好きになっていた。中でも父の書斎にある歴史資料を読むのが大好きで、気に入った事件や人物について父に訪ねては知識を蓄えていった。主に興味を持ったのは歴史だが、歴史上の事物には時としてオカルティックな要素も絡むことがある。よってオカルト技能にも少しばかり。 また、両親が家を空けることが多かったため、幼い頃にはご近所にお世話になることも多かった。 よくお世話になっていたご近所さんには10歳ほど歳の離れたお兄さんがおり、妹のように可愛がってもらっていた。 お兄さんは工業系の学校に進んでおり、家のガレージには彼が趣味で集めたガラクタ（に見えるがお兄さんと栞にとっては宝物だったのだ）がたくさんあった。お兄さんの手により組みあがっていく、何に使うのかよく分からない機械、お人形さんの家、収納棚や箱などは、幼き日の私にはまるで魔法のように映り、いつしか自分でも作ってみたいと強請っては工具の使い方を教えてもらい、一緒になっていろいろなものを作った。 お兄さんは大学に進学すると同時に遠くの県へ引っ越してしまったので昔のように会うことはできないが、それでも私はお兄さんに譲ってもらった工具を使って様々なものを作った。 こうして栞の機械修理技術は向上していったのだ。しかし、学校では「機械修理が得意だなんてお嬢様らしくありませんものね」とその技術はひた隠しにしている。 代わりに少しでもお嬢様らしく見えるようにと中学生の頃からフルートを始めた。 基本的に真面目なので、腕前はそれなり。舞麗慈和学園でも吹奏楽部に属し、日々研鑽を積んでいるところ。 母に連れられ社交の場に行くことも多く、見目麗しいので良からぬ目的で近づく輩もそれなりに居たが、母から人の下心を見抜く術は教えてもらったので事なきを得て今までやってきた。 読書家ゆえにか少しばかり夢見がちな面もあるので、小説のような素敵な出会いでないと私の心は動きませんわ、とか思っている節がある。 なんやかんやあって海馬瀬人と顔見知り。 【通過済シナリオ】 脱獄は乙女の嗜み（HO2） ーーーーーーーー以下、脱乙秘匿関係ーーーーーーーーーーーー 生徒会長である雲野 大良と交際中。

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