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PC：薬師寺 残花（ヤクシジ ザンカ） （残花：散り残っている花。春の末のころに咲き残っている桜の花。） 「十三君、元気かい？　あぁそっか、元気なわけないね。いやいや、改めて久しぶりだね。元気かい？」 他人の気持ちがよくわからない精神科医。 ○職業・経歴など ・町外れで小さな精神病院を開業している精神科医。医療従事者は残花一人で、住み込みのお手伝いさんが一人いる。名の知れた病院ではないため、患者はそれほど多くはない。患者が来ない時はお手伝いさんに医院を任せてふらふら外に出かけたりすることもある。半面、極端なまでに外出せず、部屋に籠ることもある。基本すべて気分。 ・幼少期、実家の一室に隔離されていた経験がある。精神科医というものを知ったのはこの頃。 ・生まれは商家の次男であり、兄弟構成は【兄、姉、残花、弟】の四人兄弟。薬師寺家の四兄弟は『出来のよい長男、器量よしの長女、腕白な三男、そして、少々螺子の外れた次男』と言われており、幼少期から奇行が目立ったため、後継ぎとしては期待されていなかった。現在実家は長男が継ぎ、三男がその手伝いをしている。嫁に出た長女は死亡している。 ○外見・身体能力など ・身長168㎝、体重52㎏、細身で体力はない。暑いのも寒いのも苦手。太陽光も苦手。 ・黒いシャツとスラックスに白衣を羽織っている。 ○性格・思考・行動原理など ・経験として、知識として、学問としては人間の感情や心理について理解しているが、根本的に他人の気持ちがわからない。少なくとも、残花自身はそうだと思っている。父からも、母からも、兄からも、幾度となくそう言われてきたから。弟からも、使用人からも、近所の人々からも、幾度となくそういう目で見られてきたから。自分の感覚は他人とは、一般的に普通と言われるものとは違うのだろうと思っている。 ・職業柄、さまざまな人に会い、さまざまな話を聞く。残花なりに理解できるものもあれば、まるで理解できないものもある。嫌悪感を抱くことも、憤りを抱くこともある。しかし、自分は他人の気持ちがわからない人間だから、自分に理解できないからといって否定することは難しい。故に、ひとまず聞く。聞いて、訊いて、残花なりに思うことを返す。それが彼らに届かなければそれまでだし、届いたならば運がいい。そう思っている。 ○その他 ・一人称：僕 　二人称：君 　三人称：○○君 ・好きな食べ物：水飴 　苦手な食べ物：生魚 ・フレーバーNo.52：都忘れ（みやこわすれ）：「しばしの憩い」「別れ」「短い恋」 貴方の存在は少しの間、現状を忘れさせてくれるだろう。しかしだからこそ、現実に呼び戻すのも貴方。どうかくじけないで。貴方が負けると現実という見えないなにかに皆が負けてしまうだろう。 ・何故姉が自殺しなければならなかったのかが、どうしても知りたい。 ＜通過シナリオ＞ ・『異説・狂人日記』/エンドDでロスト

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