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非道徳や悪徳、不義不純を忌み嫌う現代が育んだハイパークソ真面目風紀委員長。曲がったことが大嫌い。反面もふもふした動物が大好き。 好きな食べ物はどら焼き。嫌いな食べ物は特に無し。見た目の割にメッッッッッチャ食う。 インフィニティウェポンにより膝下全体を覆う意匠の凝ったブレードを展開し、蹴りを主体に戦う。舞うかのようにも見える流麗な戦い方だが、連続で繰り出される高速の蹴りは容易く対象を両断する苛烈さを持っている。 刑事として勤める父と主婦の母のもとに生を受ける。日夜人々の生活を守ることに一生懸命で真っすぐな父を尊敬し、父の様な勇敢でかっこいい大人になりたいと思うようになる。それが高じて6才の頃古武術を習う。ドが付くほどの真面目な性格は父譲り。真面目に毎日を過ごす幸福な日々だった。 しかし13歳の頃、父が殉職する。葬式に訪れた他の刑事によると、どうやら職務中に交通事故に巻き込まれたらしい（警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策課に勤務していた父 瀬文眞人は捜査対象を車で追跡中、何かに衝突し死亡。死因は外因性ショックによる頸椎損傷。自動車は真正面からまるで何かが衝突したような、非常に強い力を加えられた状態で発見され眞人は即死だった。目撃者は派手な事故にもかかわらず存在せず、目下捜査中とのことを伝えられた。）。深い悲しみに囚われ、真面目に通っていた学校も、真面目に続けていた古武術の稽古にも顔を出さないほど塞ぎ込んでしまう。 そんなある日、何気なく家にいるのも居心地が悪くなり父の埋葬された墓地へ向かう。そして道中、雷を放つ異形の獣型のジャームとＵＧＮのチルドレンたちが数名が交戦しているのを目撃する。幸か不幸かワーディングが効かない体質だった早苗は交戦に巻き込まれ、早苗を庇ったチルドレンの一人「海野 七尾」が深手を負ってしまう。目の前で自分とそう変わらない年齢の子どもたちが、命の危険に晒されている、どうしよう私のせいだ私に何ができるお父さんならどうするどうしようどうしよう…と考え、深手を負ってしまったチルドレンを逆に庇い、胸部を貫かれる瀕死の重傷を負ってしまう。 絶命する瞬間、彼女は強く願う。どうか、この人たちを助ける力を下さい。見ず知らずの私を守ってくれたこの人達を守れる力を下さい。父のように強くはない私に、父の様に誰かの命を守る力が欲しい、と。 瞬間、彼女の祈りに吸い寄せられるように遺産が発動。彼女の止まりかけた心臓に融合し、オーヴァードに覚醒させる。獣型ジャームを猛火のごとき回し蹴りで横一文字に両断する。 この件を機にＵＧＮにチルドレンとして活動する。庇ってくれた海野 七雄にモルフェウスの力の制御やレネゲイドの使い方を教わりながら、父の様な強き人となり、誰かの命を守れる人になるために一生懸命に努める。不器用だが真面目に、時に苦悩し失いながら恐怖に囚われながらもも尊敬してる父の背を追う。

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