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『電脳石火ナオミ』取り扱いマニュアル ナオミは星水財団の手で2010年に製造された初の自動人形である。 性能は後期の人形に比べると劣るが、後期のものとは違い人類模型を母体とはせず、直接ネットワーク経由で検索が行えるため人類模型の有無に影響されない。 『星水編』中に体を手に入れたことにより、電脳状態、機人状態の2つのモードを切り替えることが出来るようになった。機人状態に使用している体は本来人類模型を母体とするがナオミが搭乗することで操作が可能になる。 ただし、電脳状態では検索が行えるが行動が不能、機人状態ではその逆と状況に応じて使い分ける必要がある。 他にも機能として『ナオミズネットワーク』なるものがあり、これは第三者の携帯も含むあらゆる電子機器に自分の分身を生み出し、利用できる。詳しい詳細は後述するが、基本的には劣化版でありサポート役に人手が必要な時などに使うと良い。また、初起動時には所有者に命名を求められる。無視すると神話の神などから適当な名前を引っ張ってきてランダムでつけられる。 他、正気度チェック、ショックロールなどが必要ないかわりにMPの概念が存在しない、魔術を覚えることがいかなる理由をもって不可能、また死亡することはないが、操作中の電子機器が破壊された時、周りに電子機器や乗り移れる体が存在せず、また永久にその周りに電子機器が置かれなかった場合は実質的な(意識の存在する)死亡となる。 キャラシートの情報は基本的に機人状態のナオミに依存するものである。 注意事項は一番最後の項目にあるためこのキャラシートの利用者は要確認。 ○電脳状態 携帯など電子機器に参加している状態のナオミのことを指す。 この状態では『超検索』を行うことができ、この技能が成功した場合、一般的な検索エンジンで見ることの出来る結果を即座に確認することがでしる。また、○○学系や芸術(任意)技能に置いても一時的に成功率70%に置き換えることができる(もっとも、検索結果を見ることが出来るので用途は薄いが)。また検索で地理の把握できる場所であれば100%の確定値でナビゲートを行うことができる。 また、全ての技能において対象に基礎を叩き込むことで技能値に10%の補正を与えることが出来るほか、言語に関しナオミ、または分身体を持っている人間は自動翻訳の恩恵を受けられる。 ○分身状態 本体を置いて、他の電子機器に新たにナオミの意思を作った状態のことを言う。 この状態では検索に(戦闘中に行った場合)1ターンかかり、技能値の置き換えに関しても本体が70%の恩恵を受けられるのに対して分身体は50%の恩恵しか受けられない。 ただし補正値の付与に関しては変わらず10%で行うことができる。 ○機人状態 この状態は機械人形の体を使い自分の意のままに体を動かせるようになったナオミのことを言う。技能に関してはキャラシートの情報を参照する。 基本的に制約が多く、検索、置き換え、補正値の付与が行えない。ただし分身はそのまま行える(ナオミ本人の技能であるため)。 電脳状態から機人状態に移行する際、任意の技能を2つ、60%の成功率で持ち込むことができる。ただし武道や喧嘩などの、技術、直感が必要なものに関しては持ち込めない。 倉間財閥の改造で体内にポケットを作っており、拳銃3丁ほどなら隠せる隙間があるため、隠す技能を使って武器を隠す必要がない。 ただし技能:忍び歩きには常時マイナス補正がかかっている。 電鋼石火シリーズの攻防武器(両方装甲の恩恵)があり、ダメージボーナスが1d6になり、こぶしのダメージも1d6になり、また6点の装甲がつくなどする。 HPが0になった時点で体の操作が出来なくなり、故障扱いとなるため近くの電子機器に乗り移る必要がある。体が壊れた場合、倉間財閥か星水興業に持ち込もう。 ○注意事項 ・基本的にナオミは永久とセットでなければ登場できない。 ・ナオミは技能の成長をすることができない。 ・ナオミはいかなる理由をもって魔術を取得することはない。 ・ナオミのデータはチップなどではなく空中に漂うデータの海に存在するため実質的に死亡することはないが、操作中の電子機器が放置された場合などは実質的な死亡となり、スリープする。

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