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特徴表：スナイパー（拳銃技能に＋２D3（３）×５％） 敬語系口下手文士。どもり癖があり人と話すことを苦手としているが、好きなことに関しては途端に饒舌になる。 女の名前のようにも聞こえる自分の名字があまり好きではなかったが、学校にて「胡蝶の夢」の故事を学んだことでその意識が変わる。その幻想と精神性に惹かれ、自分の名字が少し好きになると同時に、古い時代の中国文学に興味を持つようになったのだ。 原典を読むために中国語を学び、今では日本語の語彙力と並ぶまでになる。また、史実よりも神話や伝承、妖怪物といった幻想的な物語系を好む傾向にあり、読んでいるうちに自分も書きたくなって文士を志した。 文壇に伝手もなく、際立った才もなかったためはじめは鳴かず飛ばずだった。今もそれほど売れているわけではないが、人の顔色を伺う能力が高かった（話すのが苦手なため聞き手に回ることが多かった）ことに加え、その心情を分析して対応を決めることに慣れていた（伺った顔色から自分のとるべき行動を決める経験が多かった）ことから、登場キャラクターの心理描写やそれに基づく行動描写に一定の評価を得られるようになった。 また、銃器の造形とその火力にほれ込んでいる銃器愛好家。こちらについては元々才があったこともあり、その腕はなかなかのもの。なけなしの貯金を半分以上崩して購入したリボルバーを、よく自室でうっとりと眺めている。 このため彼の書く幻想奇譚にはよく銃火器が登場し、怪異を銃で打ち倒したり打ち倒せず別の幻想で対処したりする展開が多い。旧さと新しさが入り混じったその不可思議さも彼の売りの一つ。 彼曰く「そ、その、銃を出すつもりはなくて……ほ、本当、は、不思議さだけ、幻想だけで、構成するつもり……だったんです。でもなぜか、つい、その、筆が勝手に……」とのこと。 最近は金雀枝という友人もでき、自分の小説の理解者ができたことをうれしく思っていた。 「あ、そ、その……よろしくお願いします」 「銃には、浪漫があるんです」

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