タグ： 懐胎

神を信じているようでさほど信じていない。完全に口だけだが人間という生き物に興味がある。人間が言うことが神より正し、人間の起こした行動こそ意味があると彼は考えている。そこの部分を見たら彼は正真正銘の狂信者ともいえる。でも所属しているグループは神が絶対だと信じている所にいるが彼は人間が言っているから従っている、信じてはいないが信じているふりをする。 別に人に死んでと言われたら死ぬとかでない。自分の生死を人に指図はされたくない、自分の死にたいときに死にたいと思っているのでいまいち特徴が掴みずらい。自分の本能に忠実なところがある。 彼の過去は両親が強盗に襲われ殺害をされた。犯人は捕まって裁判所でちゃんと判決は下されたが最初はその犯人が憎かったがある孤児院に拾われたが、そこの孤児院は特殊で人間の面白さ、尊さを学び教えているところだった。そこから人間に興味を持った。ただし、その孤児院はもう潰れてしまった。 普通の生活に戻るのもいいかと思ったが狂信者として生きることは面白そうだから狂信者としての道を選んだ。 博愛主義。赤子も子供も大人も老人も黒人も白人も中東人も病人も怪我人も何もかも人間だったらなんでも好き。病んでようが五月蝿かろうが大人しかろうが落ち着きがなかろうが関係ない。 ただし、動物は好きじゃない。神が嫌い。 神をとことん嫌っている。神がいたら自分が狂信者になんかなってない、神がいたら自分はもっとまともな道に進めていたはず、神がいたらこの世に戦争も自殺もそんなものはない。 存在するかどうかすら分からないものより人間というハッキリと存在し、個々によって変わりこんな理不尽な世界に生きているという所が何よりも愛おしい。それが他人のために生きてようが自分のために生きてようが生きることこそが尊く、美しいと思っている。

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