タグ： まかろ 人は変わるもの Im_calling_to... ペーパーチェイス大作戦

ボストンの裕福な実業家の娘として生まれる。兄が家督を継ぐのが確定していて、イルマと妹は幼少期からある程度自由に振舞えた。 新しいもの好きで何でも柔軟に取り入れようとする父の方針で、時代の流れに乗って州内のマウント・ホリヨークに進学。 在学中に寄宿舎で過ごしてみて、独り暮らしが最高にラクなことに気が付いてしまった。 卒業の少し前、選考に通りやすくなるかと思って性別を偽って応募した小説が見事に新聞社の目に留まった。そしてそのまま、アーカム・タイムズ社で作家デビューする。のちに性別詐称がバレてやっぱり受賞取り消し、という流れになりかけたが何とか説得した。 せっかくなのでとアーカムに引っ越してきて、新聞社のそばでアパートを借りて執筆をしている。さすがにお前は自由気まますぎて危ないからと、兵役を終えた兄が銃の扱いを教えてくれた。（そして器用なので兄より上手くなってしまった） ひととおり淑女としても振舞えるけれど、気ままに作品を作り、やりたいことしかやらないのでメンタルがフラッパー。フットワーク軽め。 新聞社の男どもには『気難しいオールドメイドだ』と揶揄われるが、本人はどこ吹く風。 ネタを仕入れるのに地下鉄やバスばかりだと郊外に行けないので、実家で運転を習った。車は実家のを時々借りている。使用人たちはイルマお嬢様が帰ってくると便りがあると戦々恐々とする。（お嬢様がまたなにか物騒な特技を極めるおつもりだ！　気をつけろ！） 十年以上前になるが、アーカムに越してきたばかりのころに自宅に執拗な嫌がらせレターや差出人不明の荷物が届くという事件が起きた。 そこで新聞社の仲間にケネス・ヒース探偵事務所を紹介してもらい、事件を解決してもらったことで探偵という職業自体に興味を持つようになる。いつしかネタ切れに苦しんだ際に不定期に探偵助手をするようになっている。最近ネタ切れ気味で割と入りびたり。 愛飲はラッキーストライク。ヘビースモーカーではないけれど、締め切り間際で気が立っていると本数が増える。 ----------------------- 探偵事務所の中でもリオとイザベラに関しては一緒に塩祭りをした仲。発想が物騒な楽しい3人組。 アブリル・ニック・メアリー・リオとはテロリスト集団（！）になった仲。 家族や仲間想いなので所長含めこの人たちにはすっかり心を許している。 思いがけず読者にエンカウントし、面白い冒険が出来たのであの後締め切りには間に合った。

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