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クトゥルフ PC作成ツール
早乙女
ID:3169808
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早乙女
タグ:
短足おじ
なゆたん
秋涙
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
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(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
◆特徴 13:素早い/37:俊敏 職業:ホスト/ホステス(接客業)で取得 ・バーテンダーの為、職業技能で製作:カクテル取得 職能ポイント:APP*10+EDU*10で取得 早乙女 秋 (サオトメ シュウ) 一人称:俺 二人称:君、あなた 文字色:165E83 誕生日:9月23日 都内のバーで働くバーテンダーの青年。 いつも笑顔を絶やさず、愛想がよくて親しみやすい雰囲気である為、比較的他人と打ち解けやすいが 実は人見知りのきらいがあり、無意識的にも意識的にも他人との物理的な距離をとりがち。 現在の外向的な性質は兄に似たもので、子供の頃はかなり内向的な性格だった。 趣味は水泳だが、普通に泳ぐよりも潜水が得意であり、スキューバダイビングや素潜りを好む。 バイクの運転も得意で、ツーリングに出かけることもある。 運転の際に被るヘルメットは兄のおさがりを愛用している。 兄ふたりが活発でやんちゃな性分だった為、もっぱら怪我の手当を担っていたこともあり個人的に応急処置について勉強している。 生来真面目な性質であるのと学ぶことを嫌わないのが相俟って、現在もコツコツ独学で勉強を続けた結果、 応急処置の知識や訓練経験については一般人の群を抜いており、働いている職場でも万一の際の頼りにされている。 「海も枯れるまで」HO1 ※以下、ネタバレを含む設定。未通過閲覧NG ◆通過済みシナリオ 海も枯れるまで 同卓PC:涙 かわいいお前が一番かわいい!!! 同卓PC:涙 出生の経緯が複雑であり、「不幸」に偶然にも多くみまわれてきた青年。 幼い頃は父母と姉の4人家族で暮らしていたが、実は「姉」とされる女性が母親。 (実際には父母は秋にとっては祖父母であり、姉が秋の実の母) 秋は姉が中学生の時に妊娠してしまった子供であり、 当時学生だった姉は厳格な自身の父に妊娠したことを言い出せず、結果中絶も間に合わずに出産。 秋の父は姉の通っていた学校の教師であり、姉は愛する人の子供を自分で育てることを決意する。 彼女の父は当然の如くそれに反対し、子供は養護施設に預けるべきと強く主張したが、娘を哀れんだ妻と娘本人から反発された為、 「生まれた子供は歳の離れた弟として扱う」ということを条件に渋々家で育てることに承諾する。 こうして秋は14歳とかなり歳が離れているが、実の母と表向きは「姉弟」として育てられることになる。 父は姉を世間体や自身のプライドの為に「恥ずかしい」と度々詰り、以前より厳しく接するようになり、 母は娘を哀れみながらも生来の気の弱さから夫に強く意見することも出来ず、娘を不幸にした孫を恨んだ。 姉もまた、子供を育てると決意したはいいが彼女自身がまだ「子供」であり、父からの理不尽に耐えながら 事情も知らぬ赤子の理不尽に耐えての子育ては困難を極め、赤子を疎ましく思うと同時にそう感じてしまう自分を嫌悪した。 それでも姉にとって「自分の愛した人との子」だという事実は、秋を育てる上で心の支えとなっていた。 また、秋は物心つくころにはこの歪んだ家庭で家族から向けられる悪意を感じ取れるようになっており、 内向的で自罰的な子供に育つことになるが、手がかからず、かわいらしい容姿の子供は姉の心をまた少し軽くし、それと同時に疲弊させた。 しかし秋が小学生になる頃、姉は支えとなっていたものを決定的に瓦解させてしまう。 偶然再会した当時の想い人であった男は既に結婚しており、妻と子供を持っていた。 それだけでなく彼は姉の連れている子供が自分との間に出来た子供であると知ると露骨に秋と姉を嫌悪し、 自分には家庭があり、姉にも興味はなく、今後はくれぐれもこちらに余計な干渉をしないようにと釘を刺した。 姉の中ではその瞬間から、恋慕であったものは憎悪へと変わってしまったのだった。 姉は目に見えて精神的に摩耗し、家に引きこもりがちになり、家族との接触、殊更秋との接触を控えるようになった。 秋はそんな中で父母の諍いや陰口から自分がどんな経緯で生まれ、そして何故このように扱われていたのかを幼くして理解してしまう。 自分が愛すべき姉から、もとい母から憎まれるのは当然であり、自分は存在するだけで母を苦しめる災いなのだと。 秋は姉からそれなりの愛情を受け取って育った。例えその中に時折好意とは真逆のものを感じても、彼は姉を好いていた。 それ故に彼はごく自然に、自分は彼女の近くに存在してはいけないものなのだと理解した。 秋は中学生になる頃には遠方の学校に通うことを望み、 これ幸いとばかりに父母から学校に近い親族の家に押し付けられるような形で居候することになった。 押し付けられた親族ははじめはいい顔をしなかったが、秋が手のかからない子供だった為に特別辛くあたることもなく、 またこの家の子供だったふたりの兄弟は喜んで秋の面倒を見た為、秋は次第に彼らに心を開いて接するようになる。 しかし、ひとつめの不幸が起きる。 秋が高校生のとき、兄は交通事故にあい、重傷を負って意識が戻らなくなってしまう。 秋が二輪車の免許を取得できたら兄弟でツーリングに行こうと約束した矢先の事。 兄は秋の誕生日に間に合うように、と急いで家に帰宅しようとしている途中、事故にあったのだった。 そして、ふたつめの不幸が起きる。 気落ちする秋を励ましていたもうひとりの兄は、秋が大学受験を控えていた高校生最後の冬に家が火事になり、巻き込まれて亡くなる。 秋はいち早く外に逃された為に命に別状はなかったが、兄は家に取り残された自身の両親を助けようと燃え盛る家に飛び込み、 全身重篤な火傷を負った状態で一時救出されたものの、秋が見守る中息を引き取った。 死に際に苦しんで自分に助けを求める変わり果てた兄の姿を見た秋はサバイバーズ・ギルトに陥り、 自分は生き残るべきではなかったと苦悩し、そう苦悩することが自分を助けた兄への裏切りであると感じ、それにも苦しんだ。 また、家と家族に等しい存在を同時に失ってしまった秋は大学への進学を諦め、高校を卒業してすぐ働きに出て、一人暮らしをはじめる。 火事の夜を悪夢に見ては魘されるようになった秋は精神的に疲弊していくが、それは自分が受けるべき罰であると思い込み、 また兄への罪悪感や自己嫌悪などから自傷行為を繰り返すようになる。 それでもまだ残されていた、意識の戻らない兄を見捨てるわけにはいかないという気持ちと 彼がいつか目覚めるかもしれないという希望で踏みとどまっていたところ、兄は実に数年ぶりに、奇跡的に目を覚ます。 そして、みっつめの不幸が起きた。 目覚めた兄は、自分自身の事も家族のこともすっかり忘れてしまっていた。 兄は奇跡的に目覚めて命が助かったが脳に障害を負い、記憶を失ってしまった上に新しい記憶を保持することも困難な状態だった。 秋は兄が目覚めた事に喜んでしまったが為に、殊更に絶望することになってしまった。 障害を負った兄の為に生きなければならないと思う反面、この世界で生きる事に疲れ切ってしまった彼は 今度こそ、自殺の真似事の自傷行為ではとどまれず、本当に命を絶ってしまおうかと考えている。 不幸中の幸いといえるのか、秋の愛すべき兄は秋がこの世から去っても悲しむことはないと、 それが確信できることが悲しい哉、今最も彼の心中を穏やかにしてくれている事実だった。 彼の周囲で、彼が生まれたそのときから起こってきた不幸の数々は全くの偶然で、 彼自身には何の過失もない出来事ばかりだが、秋本人は自分の周囲で起きる不幸を自分が招いているのではと思いがちであり、 自分が生きている限り周囲にいる人々を不幸にするのではないかと、自分自身根拠のない妄想と思いながらも 心のどこかで信じてしまっている節がある。 ちなみに元々兄ふたりの手当の為に学んでいた応急処置の知識は彼らが健在であったときは ちょっとした怪我の処置が出来る程度のものだったが、ふたりめの兄を火災で亡くした後、 「もっとちゃんと勉強していれば」と激しい後悔の念に苛まれた結果、取り憑かれたように訓練と勉強を重ね、今に至る。 彼自身は理性的な部分で仮に高度な処置の知識があっても、兄の火傷は手の施しようはなかったと理解している (逆に勉強したことによってより理解してしまった)が、一種の強迫観念めいたものと自罰行為の一環として、学ぶことをやめられなかった。 (ひとりめの兄の交通事故に関しても秋は近くにいなかった為、実質応急処置は不可能だが彼の事故もトラウマのひとつではある) 愛用しているおさがりのヘルメットは下の兄からもらったもので、今でも大切に使っている。 交通事故にあった兄のヘルメットは事故の衝撃を受けて破損してしまっている為、使用できないかわりに家で大切に保管している。 ◆家族備忘録 ・早乙女 達郎(タツオ) 秋の祖父。世間には秋の父であると通している。 銀行に勤め、真面目で上昇志向が強く、プライドが高い。また、少々潔癖。 妻と一人娘と暮らしているが、彼女たちも自分のステータスの一部と認識している節があり、 思い通り、理想の妻と娘でいないと不満を感じ、不機嫌になる。 秋を妊娠した娘に失望し、また気が弱く自分の顔色を伺ってばかりいる妻に少しばかり辟易している。 秋は達郎にとって人生の汚点である為、秋に対して好意的な態度を取ったことはなく、 問題だけは起こさないでほしいと思われている。 ・早乙女 ゆりの 秋の祖母。世間には秋の母であると通している。 一般的な家庭に育ち、達郎とはお見合いで知り合って結婚した。 稼ぎがよく、出世欲もある夫と結ばれたことに両親がとても喜んだ為、 達郎とはあまりソリが合わないところもあるが、少々の我慢をして夫婦生活を送っている。 娘のことは純粋に愛しており、気にかけているが、彼女が中学生で妊娠した際には動揺し、 しかし娘がどうしても子供を育てたいという願いを叶える為に秋を家で育てるよう、初めて夫に反抗して嘆願する。 結果的には娘は秋を育てたことでまた不幸になり、反抗したことで自分も夫の顔色をより伺わなければならなくなった為、 秋を「不幸を招く子供」と恨めしく思っている。 ・早乙女 冴香(サヤカ) 秋の母。世間には秋の姉であると通している。 裕福な家庭で育った箱入り娘で、父の方針から数々の習い事を受ける等英才教育の元厳しく育てられ、 中学、高校と女子校に通っていた(秋の件があった為、途中で転校を経験、高校で再び女子校に入学)。容姿端麗で、秋によく似ている。 心優しく品行方正であるが、厳格な父を恐れており、そういった気の弱さや他人の期待を裏切ることへの人一倍の罪悪感は母譲り。 当時通っていた女子校の教師だった男の子供を身ごもり、出産。そして父親の言いつけどおり、 我が子である秋を自分の「弟」として面倒を見て育てる。 秋に対しては自分の子として、そして弟としても愛し、可愛がって育てていたが、 それでも当時まだ子供だった彼女に慣れない子育てと父の理解のない誹りは精神的な負担が大きく、 秋への愛と秋を煩わしく思う感情との間で常に苦悩していた。 愛する男に裏切られてからは情緒が不安定になり、精神的に鬱に近い状態になってしまった為、家に引きこもりがちになってしまう。 秋は小学生の頃を最後に、彼女とは一度も顔を合わせていない。 ・早乙女 有馬/晴子夫妻(アリマ/ハルコ) 秋が中学生になってから世話になっていた親戚夫婦。 有馬は達郎の弟にあたり、目の上のたんこぶを押し付けるかの如く秋を無理やり彼らの家に居候させる。 最初こそよい印象のない達郎から押し付けられた子供を面倒に思っていたふたりだったが、 金銭面での援助があったこと、秋が手がかからない子供だったことから次第に自分の子供たちと同じ様に秋に接するようになる。 長男が交通事故にあった際には悲嘆に暮れていたが、前向きに家族を励まそうとする次男に元気づけられ、 一家でこれからまた頑張っていこうとしていた矢先に家が火災にあい、亡くなってしまう。 ・早乙女 晴義(ハルヨシ) 親戚夫妻の長男で、秋が家にやってきた中学1年生の頃は高校3年生だった。 非常に快活でよく笑い、よく遊ぶ活動的な性格。マイペースな一面をもつが、憎めない愛嬌がある。 突然やってきた秋を歓迎し、「新しい弟」としてとても可愛がっていた。 人の心の機微に疎いところもあったが、底抜けに明るく頼りがいのある晴義は秋にとっては太陽のような存在だった。 彼が大学を卒業し、就職した年の秋の誕生日にバイク事故で大怪我を負い、一命は取り留めたものの意識が戻らなくなってしまう。 (当時晴義は23歳、秋は17歳の高校生2年生) 秋が晴義と同じ23歳になる頃、事故後実に6年ぶりに目を覚ましたが、 脳に重い記憶障害を負った彼は殆どの記憶を失い、また新しい記憶も1時間程しか保持できなくなってしまった。 身体的にも左半身不随を患っており、退院後も頻繁に通院し、検査や治療、リハビリを行っている。 現在は彼の祖父母の元で暮らし、車椅子での生活を余儀なくされている。 ・早乙女 和樹(カズキ) 親戚夫妻の次男で、秋が家にやってきた中学1年生の頃は中学3年生だった。 兄である晴義が人当たりがよく明るいのに対して、少し神経質で勝ち気な性格。しかし根は優しく、とても家族思い。 突然やってきた秋に最初は少し困惑していたが、兄同様秋を本当の弟のように可愛がっていた。 兄と違って人の繊細な心の動きを捉える事に長けており、気配りのできる性質であった為、 心を閉ざしていた秋に人一倍寄り添い、彼の心の支えになっていた。 歳が近いこともあり、秋とはお互いに悩み事も隠し事も打ち明けられる親友のような間柄でもあった。 晴義が交通事故で意識不明になった際、彼は大学に入ったばかりで一人暮らしを始めていたが 晴義の死に悲しむ家族を支えたいと実家に戻り、落ち込む秋と悲しみを共有し、家族とも支え合って前に進もうとしていた。 実家が火災にあった際はいち早く秋を救出し、まだ家に両親が取り残されているとわかると無謀にも家に飛び込んでしまい、 駆けつけた消防隊員が必死に救助するも重篤な火傷の為、命を落とす。 全身に火傷を負った苦しみから死の間際に秋に助けを求め、それが彼の精神を長年蝕むことになってしまう。 海も枯れるまで:生還報酬 母はHO1の美しさを奪い、そのかわりHO2に人間として生きる資格を与えた。 ・HO①は顔に大傷…APP-13→APP5 ・HO②は目の綺麗な青は失われ、ドブのような淀み濁った色になる 島から涙くんと一緒に戻った今は、「海の見える場所に住みたい」と考えて移住資金を貯める為に バーでコツコツ働きながら前向きに生きている。 顔に大きな傷は残ったが元の職場から疎まれることもなく、かえってその傷と入院していたことを心配され、 ここは子供たちに聞かせた「じごく」よりよっぽど優しい場所だったのだと、やっと秋は気づくことができた。 最近は詩集に興味を持ち、たまに書店で見かけて買っては毎日少しずつ読んでいくのが秋の新しい趣味になった。 食べるものに頓着などなかったが、涙くんにおいしいものを食べて幸せになってほしくて、炊事も頑張ろうと料理も勉強している。 秋を長く蝕んだ悪夢は未だ消えることはなく、彼を非難する。彼が幸せであればそれを咎めるように、彼の罪を忘れるなというように。 それでも彼の心には、大好きな人の言葉が残っていた。「赦しを与えるのは神や他の誰かではない。自分で自分を赦してあげなさい」 そういってくれた大好きな人の言葉を覚えていた。その人も、今は夢で自分を苦しめる大好きなカズとハルも 自分に生きていてほしかったのだ、幸せになってほしかったのだと、少しずつそう思えるようになっていた。 悪夢を見せているのは、「かわいそうな兄」じゃない。 あれは兄じゃなくて、兄の姿をした秋を許さない自分自身なのだ、と。 未だ全ての傷が癒えたわけじゃないけれど。この先に何があるのかもわからないけれど それでも、思い出に残る優しい人達が、隣にいる涙くんが、不安になったときは笑顔で励ましてくれる。 「何も心配しなくていい」 「私たちがあなたを見ている」 「私たちがあなたを守る」 そう言って、いつでも隣にいてくれる。 だから、これからもきっと前を向いて歩いていける。今自分は幸せだと、たくさんの人に愛されて、愛することができて幸せだと 勇気を持ってそう思う。それをいつの日か、当たり前に思えるような自分になりたいとそう思えるようになれた。 それに、いつまでも「死にたがりで不幸せな自分」を変えられなければ、涙くんのことが大好きだった彼にも示しがつかなくて 秋が幸せで、生きることに希望を持って。涙くんがそれを笑って、幸せだと思って生きていけるのなら 気難しくて優しい彼に、少しは涙くんのことで心配をかけずにすむだろうかと、そう思う。 彼にもいつか胸を張って、「ルイは幸せです」と言えるようになりたいと思う。 「そうでありたい」という願いが増えて、それがこれからも秋が生きていける原動力になる。 秋の心にはずっと、美しい海が広がっている。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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