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「こういうものを見つけたんだけど……誰か、何かわかる？」 困っている人がいたら見過ごせない性格。近所のおじいさんが飼っていた猫を探してあげたり、近所のおばあさんが壊した家の鍵を開けてあげたりしていた結果、地元で探偵さんという愛称で呼ばれるように。 しかし、自身が本物の探偵には全く適していないことを彼は知っていた。ただ根気があるだけで、論理的な推理などができるほどの頭脳は持ち合わせていないことを彼は自覚していたのだ。 それでも近所の皆は彼を頼ってくる。その期待を裏切るわけには行かない。 だからこそ彼は、周囲に協力を求めた。 手掛かりらしきものは、頑張れば自分でも見つけられる。あとはそれを皆と共有すれば、自分では到底考え付かないような答えを誰かが導き出してくれるのだ。 これを繰り返すうちに、堅実に実績を積む彼の名は次第に広まり、気付けばこれを生業とするようになっていた。 残念ながら、経験量に反して彼の推理能力はいまだに成長の兆しが見えない。ただ、それでもいいのだ。わからないことは彼にとって恥ではないのだから。 職業：私立探偵 隠密行動が得意。<隠れる>に+10%のボーナス。 特徴：スポーツ万能 １つの技能に+20%、3つの技能に+10%、合計4つの任意の運動系技能にボーナスを加える。

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