タグ： あけロスト

貧弱な容姿でへらっと笑う。早口で陽気。目がうつろ。常に長袖。人に媚びがち。 会いたい家族：兄　「中尾 公伸」（なかお きみのぶ） 背景： 貧乏な家庭で生まれ育つ。兄からDVを受けていたが、医学部就学中で将来有望な兄を擁護する両親により黙認されていた。高校在学時から引きこもりはじめ、いずれ退学となる。兄のストレス発散の道具として家におり、さらに兄の学費分のお金を収めれば親は黙認するだろうと踏み、何度か体を売って買ったパソコンで金儲けの方法としてデイトレーディングを身に着ける。兄からつけられる傷跡に混じってバレない範囲で日常的に自殺を試み始めるが、意志の弱さと生まれ持った幸運によりなかなか死ねない。親戚の法事があり、数えるほどしかない「家族全員での外出」をしていた矢先に、2年前の通り魔事件に遭遇する。目の前に飛び出た兄が、血に塗れて吠えるように笑う。俺が先に死んでやった。この地獄を抜けるのは俺だ。死に損ないめ。お前は無様に這いずり回ってせいぜい、生きろ、いきろいきろいきろ、いきー　 それから先いくら本気で試みても自殺が成功することはなかった。あれは呪詛だったのだろうか。毎日たくさんの亡くなった人が見える。うらやましい。ずるい。わたしもそっちに行きたい。 村には「兄に会い、死んだからといって許さないこと。呪いはこの手で解くこと。来世があるなら次はこの手で殺すこと」を伝え、その後自ら選んだ場所（和歌山県三段壁）で死ぬために来た。この一連の計画は、初めて自分が自分のために選んだ行動だ。かならずこの村は生きて出ていく。 兄の設定： 享年23歳。メガネに端正な容姿の、大柄な男性。両親の期待を一心に背負って育ち、その重圧で次第に精神がひずんでいく。幼少期には家族内で良い思い出もあったかもしれない。兄は覚えているかもしれないが、妹は覚えていない。妹に何らかの強い執着があり、それがDVという形で発露していた。かばった理由はゆえには知る由がないが、自分が死にたかったこと、妹が死にたがっているのを知っていたので嫌がらせ、何らかの執着など？　DVに後悔は一切なく、また元がどうであれ最後には倫理観・良心等は著しく欠如していた。 ---自分用行動指針--- ・兄と会う、生きて帰る、が何が何でも優先 ・が、作中でロストできたら「死ねた...！」と喜ぶ ・死ねると思っていない節があるので無闇な危機回避行動は取らない。 ・危機を脱するためであれば協力する ・他者の命を惜しんだり自分の命より優先する行動は取らない（一瞬迷うとは思う） ・自分の身体は簡単に売るがまともな恋愛感情は抱けない ・目的を聞かれたら兄に会うためと素直に話す 　→より深い関係になることがあれば憎しみを抱いていることは話すかも ・犯人に対しては恨みと感謝の入れ混じった感情 ・特に通り魔事件などの真相には興味がない ・犯人の霊を消すチャンスがあってもなくても興味はない。復讐心はない。 ---HO情報メモ--- ◆探索者の目的 ・生きて村から帰る事 ・家族ともう一度出会う事 ◆HO情報 あなたはある不幸な事件を過去に体験している。 2年前にとある駅で通り魔事件があり、その時自分以 外の家族全員を亡くしている。死者十数人。 その時、警察官の手によって犯人は射殺されている。 　犯人の名前は「手塚 鳴子」 あなたはそれからしばらくして「霊が見える体質」に なっている事に気づいた。 通り魔事件で亡くなった人物 が時々見えたからだ。しかし、亡くなった家族の姿を見 る事は一度もなかった。 あなたは、ふと立ち寄った占い屋で「霊は見えるけれ ど、亡くなった家族は見たことがない」と漏らした所 「10月にイタコの例祭がある。そこに行けば家族に会え るかもしれないよ」と言われる。 それは興味本位でも、もう一度会いたいという心の隙 間を埋める為でも理由は構わない。 あなたは綸紡村に向かう事にした。 ◆探索者設定 ●家族のうち特に会いたい人を1名指名する。最後に あなたを庇って亡くなってしまった人だ。 親、兄弟、配偶者など。その時の、家族からの「生きて欲しい」という強い気持ちを胸に一人でも強く生きている。 ●霊的なものへの理解があり、辛い過去を乗り越えて生 きている。 POWを＋3(18を超えても良い)で設定し、オカルトに＋10の補正がある。 MP上限18、SAN上限は90に調整する。 ●1番会いたい家族との続柄と名前をKPに教えてください。

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