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庭師は何を口遊む 幸謳う病 2022/12/22 惨歌讃劇 庭師HO2 ｢僕は後ろから見守っていようかな｣ ｢そうすれば、今度こそ失わないで済むかもしれないから｣ 職場のデスクに羊糸で作られた謎のかわいいのがいる。よくそれを眺めたままボー…としている 記憶が明るくないことも相まって、結構な頻度でぼんやりしている。 あまり賢く見られて遠くの人だと思われたり、まとめ役を任されるのが好きでないため意図的に人の話を聞き流したり間違うときもあるとかないとか 6月30日ブーゲンビリア「情熱」「熱狂」「あなたしか見えない」「あふれる魅力」「秘められた思い」 ーーー (四日目8/8に追記) 長期にわたる妹や庭師事件のストレスにより、感情の起伏が大部分失われている。幸せだと思うこと、幸せでないと思うことしかわからない。 記憶が失われているのでそれすらも忘れており、他人の感情というものに深く興味を抱いた。何故驚き、何故笑い、何故泣くのか 妹のことを思うたびに感じるこの暗く冷たい感情に、名前を付けたかった 零課は心地が良い。一言も話さなくたって、自分も連れて世界が進んでいく。 観測者ぶっていこう。 いかにも怪しい人ですって、顔をして、ただの家族愛でしたって、ただの刑事としての正義でしたって、ありふれた物語の人間で居よう。 ーーー (五日目8/9に追記) 五話目にしてようやく気付いたんですが、これもしかして記憶喪失じゃないんですか？？？？やべぇ　トチったかもしらん やべ～～～金井君殺しちまう ー ｢僕は少しだけ、少しだけ皆より大人だから｣ ｢この胸の痛みに耐えなくてはならない。泣きわめいて、｢どうして｣と問い詰めるわけにはいかない｣ ｢……恋人を失った彼も、同じはずだから。玲子を手にかけたことを、彼も悔やんでいるだろうから。その全ての原因を背負った彼も｣ ｢、だから、だから｣ ｢この涙は、独りで終わらせなくてはならない｣ ー 突然の感情に振り回されて、それから急に冷めてる気がして。 撃ってはいけない。こんなに憎んでいて、こんなに殺したいし警察でいる理由ももう消えた。それなのに殺せない 大人になったから。 ちがうんだ、分かったんだ 止まったのは、彼らも、彼女も大切だったから ー ｢君を恨みたくなくて｣｢彼女を、死んではいたけれど、彼女を、相模原さんを、撃ったつもりだったんだけれどねえ｣　 それは恨み言だった、彼に、金井虎次郎に、言えなかった恨み言だった ｢彼には無理だよ｣｢だからこの手で殺させてくれ。そしてそれを手土産に、あの子の元に私も行かせてくれ。｣ それは叫びだった、彼に、跡野茉莉に、言えなかった悲痛な叫びだった 言わなかったことが沢山あって、その一つ一つが、心を殺す でもそれでいいんだ。心だけは、あの子の元に行けるんじゃないか？ それならせめて、もう少し、夢を。 ーーー 一人称　私(僕) PVPがあるかもしれないらしいので、とりあえず避けられるようにはし　し　　たいなぁ？ ーーーー 朝永家 殉職した父、｢お前を見ていると夫を思い出す｣と目で語った、最後まで泣き暮らした母 母が辛そうにしていると、赤ちゃんの妹を連れてよく祖父の家に来ていた。母を心配する、優しくて花が好きな祖父だった。一緒に向日葵を見に行ったこともある 祖父が痴呆を患ってしまえば、母が過労で倒れるのは分かり切ったことだったため、頭の回らない母の代わりに色々な所へ電話をしたのはみつるだった。 子供だったみつるの助けを求める声は、役所の人間やこころの相談室に届かなかった。 金も地位もないシングルマザーを助けてくれる場所はなかった。 母が亡くなる。当時みつる16歳。妹はまだ3歳。 自分は祖父の面倒を見るため、朝永家に残る。妹は信頼できる母の友人の元へ預けたが、そちらの父親がしていた事業が失敗。借金に囲まれた。ちょうど祖父の容体が傾き、妹に会いに行けていない日が続いていた頃に彼らは夜逃げして消息を絶った。 祖父が亡くなる。当時17歳 祖父が残してくれた金で、妹を探しながら警察学校に入る。 そのころにはすっかり摩耗してしまい、笑わない、棘のある人間になっていて、随分色々と問題を起こしたりもした。思ったことが止められない自分をひどく嫌悪した いじめなんかもあったと思う。負けなかったけど そこで何故か懇意にしてくれていた友人(コイツも後にクローズドセッションとかに巻き込まれて消息を絶つ)が、｢どうせ同じ顔するなら笑ってた方がお得だよ｣って教えてくれたのがきっかけで、ちょっとずつ笑みを浮かべるようになる。最初は見るに堪えない悪人の笑みでしたがね！！！ 人間はガッツポーズすれば楽しくなっちゃうくらい単純な生き物なので少しずつ平静を取り戻していったし、学内カウンセリングのおかげもあって何とか初期値―10くらいまで精神を取り戻した でもごめんなさい。たぶん笑顔は今日の日までずっと、少しだけ嘘だった。 そこからは淡々と妹を探して、探して、探して…ってしてたのに、見つけられなかったんですね。 玲子ちゃんも探し回ってくれてたから、たぶんお互い動いて動いて…ってしてしまってすれ違い続けてたんだろうね。何せ3歳と16歳で分かたれたんだからね… そうして今に至る

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