タグ： はやかわ ちあき

◆警察官（2010） 柔和な性格の新米警察官。 精神医学の分野にて大学院博士課程を終えるも、あまりにも物覚えが悪く（INT9）研究者としての道を諦める。 大学時代の恩師曰く「努力家の秀才だが、積み重ねていく学問には不向き」。両親や友人も認めるところ。 本人は努力すること自体が好きなタイプなので苦痛はなかったが、そこまで向いていないのなら仕方がない、とあっさり転向。 生来の体格を活かせそうな警察官を志願し、採用試験に合格、警察学校も無事に出てこの春から配属となった。 同期からは「院卒、それも博士課程修了なんて珍しい」と最初は訝しがられていたものの、学歴からは想像できないほど忘れっぽいことはあっという間に周知となり、「記憶力がなさすぎて研究者はやめたんだ」という本人の言葉には誰もが納得せざるを得なかった。 そう話したことも本人は今一つ覚えていない。同じ話を何回もすることがあるので呆れられがちだが、穏やかで人当たりの良い性格からあまり嫌われることはない。 精神医学を学んでいたため、精神分析の心得がある。また、「相談したことを忘れてくれる」ことから色々と重ためな相談も受けており、内容はやはり覚えていないがカウンセリングのノウハウは蓄積されている。 大学である程度修めたはずの座学（医学）は警察学校で訓練しているうちに抜け落ちてしまった。 心理学は警察官を目指す中で役に立ったため覚えているし、大学も無駄ではなかったなあと気楽に考えている。 叔父がキックボクシングジムを経営しており、早くから「こいつは身体を動かす方がきっと合ってる」と才能を見出してたまに練習させていた（キック技能）。 ただし本人は温厚なため、不要な暴力は好まない。 体格には恵まれているが足が遅く不器用（DEX8）。警棒と拳銃はまだうまく扱えない。小学校時代のあだ名は「遅川（おそかわ）」。 全体的に「努力の天才なのに実らないor実ったものがどこかに行ってしまう」という不遇な特性を持っているが、鈍感なこともあって本人は一切気にしていない。 千の事柄をも明かす聡明な子になるように、と付けられた名前を、本人は誇りに思っている。

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