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看護学校に通う21歳。 趣味はピアノで、小学校からの同級生のミコトとルームシェアをしている。 ミコトのことは小学校からの相性「みーちゃん」と呼ぶ。 ミコトの両親が起こした事故で、家族(父・母・妹)を失った。真里亞は母親に突き飛ばされて無事であった。 家族の葬儀の後、ミコトが「殺して」って泣いて縋って来たので、「いいよ。真里亞が殺してあげる」と告げた。「いつ？」って聞かれたので「その時が来たらね」って答えた。 あれから数年たって、ミコトが「殺して」って縋ってきても、笑顔で「う〜〜ん、まだかなぁ」ってはぐらかす。のんびりした性格でニコニコしている。基本的に穏やか。 好きな曲は「愛の夢」 部屋に起きそうな家具 ＊電子ピアノ ＊家族の写真 ＊うさぎのぬいぐるみ(妹が好きだったキャラクター) 小学５年生の時に、父と母と妹を目の前で交通事故で失った。自分は母親に突き飛ばされて奇跡的に無事だった。病院で目が覚めたら、私はもうひとりぼっちだった。 事故の加害者は小学校からの同級生ミコトの親。 家族の葬儀の後に、罪悪感からか私にミコトが「殺してくれ」とすがってきた。復讐してやろうと思った。私から家族を奪ったように、アイツから大切な娘を奪ってやろうと思った。だから「いいよ。真里亞が殺してあげる」と告げた。「いつ？」って聞かれたので「その時が来たらね」って答えた。幸せの絶頂で奪ってやろうと思った。私みたいに。 ミコトは嬉しそうにしていた。 私は祖母に引き取られた。 その後、学校ではミコトと過ごすことが多くなった。周りは奇異の目で見ていたが、少しも気にならなかった。 一緒に過ごす時間が増えると、段々弱くて儚くてかわいいミコトを愛しく思うようになった。彼女は私が死ねと言ったら喜んで死ぬのだ。私はミコトを愛しく思ってるのに、ミコトは私を罪を裁く裁判官、若しくは死を与える救世主か何かだと思ってるようで、憎かった。だから、簡単に救ってなんかあげないって思った。 大学生進学のために都内に引っ越すことになった時、ミコトが転がり込んで来た。殺されるためにノコノコこんな所まで来るなんて馬鹿だなって愛しくなった。私はまだ彼女を殺せずにいる。彼女を約束を口実に縛っている。愛しい。愛しい。愛しい。 ずっとこんな時が続けば良いのに。 復讐心はいつの間にか強い執着心に姿を変えていた。

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