タグ： keikeiロスト探索者 日吉家シリーズ

ひよし かんな [職業技能] クトゥルフ2015ネット犯罪者ベース ○コンピューター、法律、図書館、心理学、芸術(ハッキング)、製作(コンピューターウイルス)+目星、精神分析 [クトゥルフ2015特徴表] ①5-5:おおらか ②3-7:俊敏 [備考] 町の外れにあるアパートで息子と暮らす女性。 基本笑みを受かべており、嘘や冗談を交えつつ人を喰ったかのような言動をとる。 コンピューターの技術を有しており表向きは技術者として、裏ではハッカーとして活動。腕がそこそこなこともあり、息子と二人で暮らしていけるだけのお金は稼げている。 ▼過去 五人兄弟の三番目・長女として誕生。次男とは双子の兄妹。 父が開発職についており、幼い頃からコンピューターや機械について専門的に学べる環境にいた。 兄弟仲がよく、特に双子の兄・夏輝とはいつも一緒だった。だから彼から突然求められた時も抵抗はさほどなかった。 結果、子供ができた。 流石にどうしたものかと考え込み、ぎりぎりまで隠し通していた。だがお腹は大きくなる一方で、ついに兄に打ち明けた。 兄には「降ろしてほしい」「家族には言えない」と言われた。 当時高校生。責任をもって育てられる自信なんてなかった。これはただのエゴだとも思った。けれど、それでも、兄のその言葉だけは受け入れられなかった。 家を飛び出し、転々としながらさ迷っていたところをとある闇医者に助けられ息子を出産した。 息子を育てるために闇医者からの紹介でハッカーとして活動している。闇医者とは持ちつ持たれつであくまでも仕事上の関係。 元々陽気でどこか達観したような人物だったが、息子を産んだ後「生きるなら面白おかしく生きた方がいい」と今の性格が形成された。……もしかすると自分を強くみせるためのただの仮面なのかもしれないけれど。 息子に対する愛情は深く、大切に想っている。 逃げ出せばよかったかもしれない。 殺してあげるのがよかったのかもしれない。 この先出児は足を引っ張るだろうし、この子を一人ぼっちにしてしまうことになる。 それでも。それでも。 「自分の子は、殺せない」 「この先何が待ち構えているのか知らないけれど、君を傷つけるよりマシさ」 微笑んで、抱き締めて。 本当にどうしようもなく自分勝手だけど、彼女は最期まで母親だったのだと。思うのです。

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