タグ： なまこ式二 バンドマン 貴方と私たちの為に 二万円家

2015特徴表：影が薄い、親の七光り 名前の読みはコガラシ。二万円家出身。 二万円家出身バンドのマネージメントを担う傍ら、成り行きでメンバーに組み込まれたベース担当でもある。そこそこ訓練したので歌唱力もそこそこあるが、ある程度場数を踏んでもステージ上の緊張にはまだ弱く声量が大分減るので、本番ではメインボーカルに合わせてユニゾンやハーモニーに徹するくらい。ファンからの印象もそこそこ薄いが、本人は自分を要だとは思っていないのでその事自体は全く気にしていない。 自分たちをスターダムまで導くことに強い情熱を注いでおり、その為の戦略をいつも考えている。同意されたスケジュールの遵守や健康管理、イメージダウンに繋がりかねない行動の予防などしっかりやっていきたいと思ってはいるが、バンド内の空気感を大事にしたい考えと本人の気の弱さのせいで中々強く言うことが出来ない。特にボーカル担当の愛紗琉の放蕩癖には常に頭を悩ませており、一挙手一投足を警戒している。 心労が溜まりやすい性格で、ストレスで荒れた消化器系を市販の薬で宥めることもしばしば。バンドを始めてからは幸いにも趣味と呼べる習慣が出来たので以前よりマシになった筈が、近頃は遅くまで取り組んでしまい寝不足のせいでプラマイゼロくらいになってきた。 その心中に二万円愛紗琉への異常な執着を秘めている。彼を含んでバンドが結成される話を耳にした際、彼とその周辺人物に近いポジションを確立すること、そしてある程度彼の行動を管理する権限を手にすることを狙い、マネージメント担当を志願した。メンバー入りを提案されることは想定外だったが、喜んで受け入れた上で全力で取り組んでいる。 愛紗琉が女性ファンに手を付ける習慣は未だに強く咎められずにいるが、その人たちを含め愛紗琉が関わった人間のリストを作り、素性を調べ上げ、いつ誰がどんな手段でスキャンダルの種になろうとも捻り潰す準備を整えている。睡眠時間や休憩を少しずつ削ってその作業をしているせいで寝不足気味で、稀に異様にやつれた表情を見せることもあるが、基本は明るく振舞う。 心の底に少しずつ独占欲が育ってきており、他のメンバー達には友愛と嫉妬を混ぜこぜにした複雑な心境で接している一方で、愛紗琉が抱いた女達に対しては何も感じていない。彼女の狂ったロジックは、リストの中の誰であろうとも、彼を手中に収める事など出来ないと確信している。

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