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☪︎名前┊︎神来社 千依(カライト-チヨリ) 一人称┊︎俺、私/二人称┊︎貴方、御前 ────────────────────── ☪︎職業┊︎占い師、霊媒師 言いくるめ、オカルト、芸術（演劇）、信用、心理学、説得、値切り＋個人的な関心の技能１つ。 特記┊︎オカルトを信じている人に対する[言いくるめ]、[説得]に10%のボーナス。 ────────────────────── ☪︎特徴表┊︎ 4-9:【暗黒の祖先(D)】1d6*10=30 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。 D100をロールし、結果が大きいほどより邪悪な存在となる。（1d100→100） 3-4:【戦士】 周囲のものは全て武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器(肉体を使った技能は除く)の基本成功率は50%。 ────────────────────── ☪︎情報┊︎ 『神来社千依』──現在はとある探偵の元で『雅(ミヤビ)』を名乗る青年。その正体は、占い師として名を馳せる神来社家が誇る"娘"『无亞(ナイア)』だったものである。 "だった"とはいえ未だ家との縁は切れたわけでも『无亞』の名が落ちたわけでもなく、御家側からのお呼ばれの際は応えている。然し"とある事件"以前の人形のような娘は死んで──否、"とある探偵"に殺されてしまったようだ。占い目的以外で家に帰ることは殆どなく、探偵の元か、適当な宿泊施設、ネットカフェ等で過ごしている。 基本的に探偵の前以外で表情は殆ど動かず、淡々とした敬語が基本。陰ながら護身程度に──と、鍛えていたおかげか背は低いが決して力が無いわけではなく、有事の際は傍にあるもので取り敢えず手当り次第殴るという暴力性を孕む。…補足すると判断力が無いわけでは無いのだが、箱庭で崇め奉られて、然し上手くいかなければ拷問を受けてきた彼の中には常識的な判断材料がやや欠けており、それ故の過剰防衛なのだろう。 人に畏怖や尊敬を向けられる身ではあったが、根が奉仕体質であるのか探偵との出会いでそうなったのか、気はよく回している。周囲を眺めて、必要であればフットワークは割と軽めに動いている姿を見掛けるかもしれない。 ────────────────────── ☪︎『暗黒の祖先』について┊︎ 神来社家は古くから占い師として有名な家柄だ。どんな因果か"クトゥルフ"の神々への信仰に兎に角熱心な家で、その信仰又は気紛れの末に神の力を借りてきていたが、近年契約が上手くいかず、繁栄の危機に曝されていた。そんな中で生まれた奇跡の子が千依だ。神来社家の言い伝えによると己の身を"とある神"の依代にできる体質の子が数百年に一度生まれ、端正な見た目と左右非対称の瞳がそれを示すとか──それが千依だという。そのとある神が『ニャルラトホテプ』。または、その化身にあたるもの。千依は幼い頃から異様に周囲から崇め奉られたこと、他でもないかの神に幾度となく遊ばれたことからこの役目を歳を重ねるごとに厭うようになる。…それでも体質は変わらない。気紛れにかの神に乗っ取られては嫌な顔をしている。また、極稀ではあるが体調に異常を来したり、所謂"神々に好かれてしまう人種"に惹かれてしまうこともあって困るとか。 ────────────────────── ☪︎『とある探偵』について┊︎ 前述の通り現在はとある探偵──『樺根忍(カバネ-シノブ)』(よそ様PC)の元に居る。きっかけは占いが嫌になり逃げ出した千依が追っ手に捕まりそうになった際、タイミング良く樺根が助けたこと。…助け方は"殺人事件"なのだが、些事ということにする。そのことで長年苦しめられた枷を外された心地になった彼は樺根に信仰に近いような恋に近いような、生まれて初めての好意を抱く。それを動力源にあれだけ恐れていた実家を脅し、自分の良い様に"これから"のスタンスを取り付け、彼は家を出た。そして大金を詰め込んだアタッシュケースを両手に樺根忍の探偵事務所を訪れる。片手は、先日の御礼の分。もう片手のアタッシュケースでは、ひとつ──"依頼"をした。 『──どのような扱いでも構いません。俺の事、出来る限り永く、貴方の傍に置いてください。』 ────────────────────── ☪︎個人技能取得理由┊︎ 回避：面倒事を買う嗜好は無いです。 仕込み杖：護身、護衛。…過剰？わかりかねます。 聞き耳：…聞き落とすと何かと面倒で。 精神分析：占いなんて六割方慰め(笑)でしょう。 図書館：読書は素直に趣味なので。 医学：生きてる上で必要ですし、体調が異常に悪くなることがあるので。…あのクソ邪神のせいで。 ────────────────────── ☪︎録音再生┊︎ 「嗚呼、…占い。畏まりました。よくもまあ大金はたいて…お好きですよね。邪神サマが来ても来なくても、妄言しか言われないのに。」 「忍さん、何処かに行くんですか？…俺も、行きたいです。あなたと、いきたい。」 「お困りですか。…手を、貸しましょうか？よろしければ。」 『おやおや、これはこれは、…いやいや、何でもないとも。そう、何でも』「──ぁ、…あ？…今、……はあ、全く。呼んでない時に限って…。」 「(ああ、あさましい。恩人に、神様のようなひとに、敬愛ならまだしも、恋をしてしまうなんて。愚かしい、でもすき、烏滸がましい、死にたい、…でも、すき。あの人に枷を外してもらった先の、ここで、生きていたい。…あさましい、)」 ──────────────────────

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