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町はずれの小さな天文台に勤務している。 つい数年前までは天文学者になるために必死に勉強し論文も書いていた。 そのときイギリス出身の男性にSNSを通じて出会い、英語の上達に協力してもらっていた。（彼の送ってくる動物たちの写真でだいぶ癒されていた） しかし博士課程に進むとなるとプレッシャーも高く、何度投稿してもジャーナルに載らない論文の山を前にして、ある時とうとう折れてしまった。 「なんで頑張ってるんだろう？」「宇宙の探求ってこんなに辛いことだっけ」と、大好きな天文学が嫌いになりそうなほどに思いつめてしまったそのとき、SNSの友人の彼が連れ出してくれたひなびたプラネタリウムで、幼い日に天文学者を志した自分を思い出して号泣。（彼めっちゃ困ってた） 慰められるうちに「楽しいことこそが人生」だと気づき、そこから進路を変えた。 卒業後は海の近くの天文台に就職し、来客数の少なさに頭を悩ませながらも日々を充実させている。 妹が二人いる。 ★技能★ 英語：大学時代は英語で論文を書いていた。一度も天文雑誌には載らなかった。 天文学：なりわい。学者には届かないと分かったけれど、それでも大好きなんだ。 歴史：星座といえばギリシャ神話。ギリシャ神話の登場人物だとオルフェウス（冥界のハデスの心すら動かすような竪琴の名手）が好き。 心理学：大学の選択科目で取って以降、興味が尽きずに独学で勉強した。 ナビゲート：月に何度か観望会をご案内しています。 忍び歩き：プラネタリウム上映中はお静かに。 説得：だからお静かにってば……！

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