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箱船ノア（はこぶね　Noah）/元ディレッタント、現ホステス（ゲイバー店長）/30歳 クトゥルフ2015「ホステス」+興味Pを主にディレッタント参照で取得 職業技能P＜EDU*10+APP*10＞で取得 LGBTQ/生物学上は男だが心は女の子だし恋愛対象は男。 　両親は箱船財閥グループ代表取締役社長と秘書。本妻の子ではなく、愛人（スウェーデン人）との間の子。その綺麗な顔立ちからそのまま引き取られ、息子という立場の「お飾り人形」として家においてもらうことになる。性別をよく間違えられるが本人はそれで満足している。女の子みたいだねって言われると嬉しい。でも嬉しいって言うと両親に怒られ叩かれるので言わない。 　男性物の綺麗な服を着せられ、礼儀作法を教え込まれ、黙って淑やかにいるように言われ続け「お前はよその子と比べて住む家も寝る場所も綺麗な服も食べ物も与えられて幸せなんだ、それを与えている我々に、許してくださってる神様に感謝しなさい。」と言い聞かされて育ってきた。 　小さい頃から｢こう在らねばならない｣という強迫観念に追われ、｢お前はこうじゃなくてはいけない｣と抑圧されてきた。逆らうと叩かれる。 　両親は育児放棄。学校以外では外に出さず、友達とも寄り道をして帰らない限り遊べない（迎えは雨の日以外こなかった）。使用人も極力接触しないように指示されていたためいつも一人。金持ちであり、しかも顔もいいがゆえに「幸せではない」とも言い切れず、他に意見を言う事も許されなかった。また学校でも女子からは人気の的、男子からは「好きな子を取られた」とあらぬ疑いを立てられ八つ当たりをされる。「自分は女の子で男の子が好きなのに、どうして女の子は自分をはやし立て男の子に嫌われなければいけないんだろう？」と思って過ごしてきた。そうして周りから抑圧を受けて生きてきたせいで幼少期は「自由」を許されることが怖くなってしまった。 10歳ころから自己主張したいと思い始める。もっと好きな可愛い服を着たい、好きな人と好きなように遊びたい、自分の「性」を、主張したい。それが出来ないのは、誰の所為？ そうして現れた殺意を抑圧主である両親へ向ける。 幼少期は大人しい性格。だが根が頑固で意地っ張り。 女性的になると両親に罵倒され矯正されるため頑張って「男の子言葉（一人称/僕）」で話していた。 大人になった今はたまに当時の癖が出るが天真爛漫、言いたい事ははっきり言うが聞くのも上手な新宿二丁目のとあるバーの店主。財閥の代表取締役社長と並行して開いている店のママ。独特な口調だが話し上手で聞き上手な若くて美人なママがいるともっぱらの噂になっている。 元の家柄のせいか、「私（わたくし）」「～ですわ！～ですの！」といった感じで話す（インターネットお嬢様的な）。怒ると男言葉になる。 大人になって、自由になった今でも親が嫌いだし殺したい。何回だって殺したい。 通過シナリオ KPあれまさん/家族の国　ロスト

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