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名前はレイ(仮) 戸籍上の苗字は伏見屋(仮) 罪状は殺人罪 だが本人はただ「食事」のための行為としか思ってない。 人が肉を食うために牛を殺す、それと同じ。 生まれつき味覚がなく、何を食べても美味しいと感じなかった。 初めて味覚を感じたのは自身の血液に対して。 こんなに美味しいものがこの世にあるとはとわずか６歳にしてその思考に至る。 当然気味悪がった両親は我が子を殺めようとするが、その事を悟ったレイによって逆に殺害されてしまう。 たまたま通りかかった見知らぬ男性に発見されるが、幸か不幸か彼もまた食人癖のある人物であった。 行き場を失ったレイは彼に引き取られ、また殺害した両親も彼によって調理され、初めて人肉を口にする。 それからしばらくその男性の元で育てられる。(人肉の捌き方、調理法など教えてもらった、一般教養も彼から、教養のある人物だった) しかし18を迎えたある日、彼に殺されかける。どうやら長い年月をかけて自分好みに成長させ、18を超えたら食材とする、最初からそのつもりだったとのこと。 しかし、彼もまたレイによって殺害され、そして食されることとなる。 それから自分の食のために人を捕らえ、殺害し、そして食してきたが、行方不明事件を追っていた警察に見つかりあえなく逮捕となる。当時21歳。 他の人だって食のために家畜を殺して食っている、それと何が違うのか！そういう考えの人。 趣味は絵画。 被害者の生前を想像して描いたり、最後の表情を思い出しながら描いたりしている。 逮捕後家からは何枚もの絵画が発見される。 無期懲役刑で収容しているが、ムショの飯は味がしなくて不味い。二日前の看守は美味そうだったなぁ、指一本でいいからくれよとか思ってそう。

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