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【キャラ設定】 優し気な笑顔と口調が印象的な、献身的で模範の様なシスター。だが目は死んでいる。 困っている人に手を差し伸べ、寄り添う優しさはあるが、実は他人にも神様にもあまり興味はない。それは無自覚のため本人も困る時がある。 第一人称→私 第二人称→ミスター、ミス、○○様 【バッググラウンド】 幼い頃、両親は仕事人間で彼女の育児をお互いに押し付け合っていた。 終いにネグレクトを行う様になり、彼女はまだ若干5歳にして人生を諦めたかのように笑わない・泣かない子になった。それを見かねた母方の祖母が彼女を引き取り育てた。優しい祖母は両親に代わって甲斐甲斐しく彼女の世話をし、たっぷりと愛情を注いだ。その為無表情だった彼女も次第に笑顔を取り戻しつつあった。 そんな祖母には毎週日曜日に教会に行く習慣があり、彼女もそれに習って着いて行っていた。しかし彼女は、神父様のお話に頷きつつもいつもどこか心の中で疑問を抱いていた。 「もし神様がいるのならば、どうして祖母を悲しませるようなことをするのだろう。」「こんなに優しい人から、どうして母は生まれたのだろう。」 だがそれを言えば失礼だと思い心にとめていた。そして、そんな幸せな日々は彼女が中学の終わりに差し掛かった時に起きた。 それは祖母の死である。 葬儀の後、久しぶりに会った両親は相変わらず彼女に興味が無く、それどころか「もう大きくなったのだから」と昔以上に彼女を見ることはなくなった。こうして彼女は再び絶望の世界へを引きずり下ろされたのだ。 「この世には神様はいない。」「死んだら天国に行ける」「そう思えば、こんな世界も少しは綺麗に見える」「ちゃんと神様に誓って、いいことをして、早くおばあちゃんのいる天国に連れて行ってもらうんだ。」 そう狂ってしまった彼女は高校には行かず、そのまま修道女としての道を歩んだ。 天国に行くため、そして亡くなった祖母の「人に親切になさい」という教えを守るために神様を信仰し、人々に優しく親切にしている彼女。だが本当は神様の存在はあまり意識しておらず、形だけである。 その為、周りに感謝されるたびに仄かな罪悪感を感じている。しかし本人はそんな自身の本音と気持ちを見て見ぬふりをしている。 こうして神の存在に疑問を持ちつつも、祈りの時間は心が安らぐのも事実の為、二重の苦しみを抱えながら今日も彼女は神に祈る。 「どうか早く天国に連れて行ってください」と。 本名「佐々木優子」 ティンダロスの猟犬に敗れ死亡。しかしその後、「天使のオリ」シナリオにて復活。

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