タグ： 夢に漂う海月

AF:大切な人を象った人形 相手を大切に想うあなたの楽園の欠片。壊さない限り、あなたのことを守ってくれる。 致死量のダメージを受けた時、そのダメージを半分にする。 尚、効果を使うと砕けてしまう。しかし、粉々になるわけではなく、大きく砕けるだけなので修復可能。 楽園は、そこにあるだけで幸せの象徴である故に。 「音楽はいい。別の世界へ誘ってくれるからさ、素敵な息抜きだよ」 「誰かの心に残れる歌は、僕にとって唯一の存在証明なんです」 「人を愛することって、正直よく分からないんだ。」 歌い手出身の人気歌手。旅行が趣味で、あちこちの観光地や秘境に足を運ぶことも多い。 両親が病死し、唯一の肉親だった弟も失踪してからは天涯孤独となった。 歌うことだけは大好きで、自立して社会人を経験してから趣味で行っていたネット活動が目に留まり、芸能界へ誘われた。 今では道楽にして命を捧ぐべき職務だとぼんやり感じている。 【通過シナリオ】 ・勿忘草 ・泡沫の夢に踊れ ・君とカンナと聖骸布 【以下、通過済みシナリオネタバレあり】 ・勿忘草 「勿論背負うよ。僕は責任が負えないことはやらない主義なんだ」 「トモヤくん、良いことを教えてあげよう。助けてと言うときは、具体的にどう助けて欲しいのか言っておかないと―― ――僕みたいな悪い大人は、自分の好き勝手に君の言葉をねじ曲げてしまうから」 「なあ友樹、僕はずっと会いたかった。誰よりもお前に『たすけて』って言って欲しかったんだぞ。 もしあのとき、お前がトモヤより先に『助けて』と言っていたら、僕は絶対にお前の手を取っていたさ」 「どうしてみんな、俺を置いていくんだろうなぁ」 「―――――はは。あっはっはは！　そうかそうか、うん。わかったよ。ありがとう」 「君さえ良ければまた家にくるといい。消灯は僕次第、だけど……夜はたいていいるから、インターホンを鳴らしなさい。ご存じの通りだと思うけど、男の子一人分くらい、泊めてあげられるスペースも余力もあるからね。」 「その時はまたハンバーグを作って、一緒にテレビでも見ながら、笑って夜を過ごそう」 「それじゃあ、元気で」 全てを思い出した僕には何もかもが大切に思えていたけれど、絶対の「1番」だけは変わっていなかったようだ。 それでも、君が最初に「助けて」と言ってくれたから、僕は君の手を取ろう。君を助けよう。それが僕の生き方で、僕なりの、お前へのケジメのつけ方だ。 ・泡沫の夢に踊れ ・君とカンナと聖骸布

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