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◆2015放浪者をベースに作成しています。 ◇職業ポイント算出：[EDU*10＋APP*10] ◇特記：子供に対する＜言いくるめ＞と＜心理学＞に＋10％のボーナス ◆2015特徴表 2-10:【前職】以前は別の職に就いていたが、幼少期に何か得難い経験をしている。【EDU*3】％を前職としてプレイヤーが決めた、職業上の技能に割り振ることが出来る。 →2015メンタルセラピストから＜精神分析＞に割り振っています。 ◆キャラクター 一人称：俺 二人称：あなた、呼び捨て、あだ名 家族構成：父（故）、母（故）、兄（故）、姉（故）、弟 弟以外の家族を失った元メンタルセラピスト。 他人を救おうとし過ぎて身近な人間を誰一人大切に出来ず、死に目にも会えなかった親不孝者。 自分も家族の後を追って死にたいと思っているが、最期すらも看取れず、なおかつ仕事で葬式にも出られず、 袖にしていた自分が今更家族に受け容れて貰えるはずがない、と未だ死に踏み切れていない。 残された弟のことも気になってはいるが、事故の日以来恨まれているだろうと思っているためこちらから連絡をすることはなく音信不通。 現在は職を辞めて家を引き払い、残った財産が尽きるまでふらふらと知らない街を当てもなく放浪している。 ！患者 その美貌に釣られ、虚偽の病状を申告した”患者”もいたかもしれない。 ！弟 名前は夜顔。連絡を取らないのは恨んでいるわけではなく、葬式にすら来ないほど兄が家族を嫌っていると思っているから。 実際は来なかったわけではなく”来られなかった”のだが、お互いにそんなことは知るよしもない。 ◆誕生日 6月14日（https://8761234.jp/1617） ◆花言葉 1d100→53（http://4d4l.net/language-of-flowers-character-decision-dice-table/） ムスカリ　「失望」「失意」「絶望」 すでに打ちのめされたのが貴方。なにに？　全てに。 癒してくれる人はもう居ない。心を通わせる人ももう居ない。なにもかもが悪い方向に転がる気がするのだ。 もう助けを求める声も枯れ果てた。……しかし、だからこそ、這い上がるしかない現状を理解する。 ・・・・・・・・ ───I'd like to end my life at this very moment. 「『人生』は例えるなら素足で煮え湯の上を歩み続けるような───そんなものなのだ、と君は笑った」 ・・・・・・・・ 以下海枯れネタバレ ：END1「それでも2人で生きる選択をした」 【END1　生還報酬】 HO1の美しさを奪い、そのかわりHO2に人間として生きる資格を与えた。 ・HO1は顔に大傷…APP-13 ・HO2は目の綺麗な青は失われ、ドブの色になる 這いつくばって生きる姿にふさわしい姿になった。 だが二人の生きる意志は強い。SAN回復2D10＋6 //設定深堀りSS ＊　＊　＊ 人の感情に寄り添い、同調することを生業としてきた。 彼の前に現れる人間はそのほとんどが”患者”であった。 様々な理由で心を病み、あるいは折り、地に這い蹲りながら生きる人間達を、5年ものあいだ、近くで支え、諭し、慰めながら生きてきた。 人の話を聞くことも、頼られることも、感謝をされることも嫌いではなかった。いいや、むしろ好きな方だった。 仕事に慣れていくにつれ、この職業は自分にとって天職だと思えた。 自分が誰かの役に立てるのなら。少しずつ、足元から沼に沈むように、仕事にのめり込んでいった。 一人暮らしを始めた。家に帰る感覚もまちまちになった。 職場と家の往復を続けたが、帰る時間が惜しくなり、ずっと職場にいるようになった。 最後に父と母の、家族の顔を見たのは一体どのくらい前だっただろう？ 記憶が薄れ、人生の大半を共に過ごした家族の顔が曖昧になっていく。 たくさんの”救済”を終えれば、ふと、ちいさな端末の光が目に留まる。 家族の、家族を心配する声が幾度も、絶え間なく届いていた。 「大丈夫？」「連絡ください」「ちゃんと食べてる？」「たまには帰っておいで」 その全て、何もかもが煩わしく思えた。帰っている暇などない。自分には仕事があるのだ。 ここにいる人々を救わなければならないのだ！救済を求める人間がこんなに、数え切れないほどいると言うのに！ 声は返さなかった。徐々に目を通すことも無くなった。けれど連絡は絶えず、端末はぴかりぴかりと光り続けた。 【トラック、高速で玉突き事故──旅行か、家族4名が巻き込まれ即死】 何気なく耳に届いたそのニュースを最後に、ちいさな端末がひかりを告げることは無くなった。 ＊　＊　＊

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