タグ： あかねずみ

　子供の頃から好奇心が旺盛で、気になることはとりあえず実際に試してみる行動派。小学生のときには悪気ゼロで事件を発生させることがままあった。たとえば、自分の黄色いワンピースに赤い絵の具を塗ってオレンジになるかどうかのやてみたり（母親にしこたま怒られた）花火を触れるか試してみたり（やけど騒動の後にめっちゃ怒られた）する突拍子のなさがある。 　中学あたりで、数学の面白さにはまった。問題を起こすよりは大人しく本を読んでいた方が良いと思った両親から、本やパソコンを買い与えられた。が、結局は「実験」の仮説立てやシュミレーションに活用されることで両親は頭を抱えた。大人になってからは多少はマシになった。知り合いからは「大人しい見た目を裏切る所は、もはや詐欺」と評価された。 　小学校の先生として、子供たちのことは大切に思っている。子供受けをする突拍子もない体験談や雑学は無駄に豊富なので、小学生たちからは人気。余談だが、夏休みの間は先生間で花壇の水やり当番を日替わりで交代をする。しかし、来馬が担当したその日に、水は確かに撒いたはずなのにも関わらず何故か一晩で全て枯れた。それ以降、園芸関係の仕事からは除外されている。人間除草剤。職場の人には、料理の方も壊滅的だとはまだバレていない。

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