タグ： にじみ屋

●早乙女 京慈 (さおとめ きょうじ) キャラソン:『鉛の冠』 中学校の養護教諭 この学校には4年程いる。 京都生まれ京都育ちのはんなりさん。 京都弁が出ることがごく稀にある。 煙草嫌い、飲酒は勧められた時のみ。 血液型:A型 女性のような優しい顔立ち 色白 黄色目 青めの黒髪 眼鏡 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ●性格 ･おっとりした非常に誠実で優しい性格。 ･友人、仕事仲間、生徒、全てみな大切にしている。 ･顔面がいい、優しい、ゆるくて可愛い 、と男女共に人気な先生。 ･冗談を真に受ける所がある。 ･肌を出すことを極端に嫌っているため色白である。 ･人肌を見られることを極端に嫌う。彼は応急手当の時に自分の腕と顔部分以外を受けるのは嫌がる。体を出したがらない。 －－－－－－－－－－－ ●彼の仕事 辛いことや苦しいことを 無理なく共感してくれて、それで尚どうすればいいかをアドバイスする。 どういう生徒かしっかり見極めて会話するため、懐かれることが多い。 体調不良者などは早めに帰らせてくれる。 生徒を優しく見守り、健全にすくすくと育つことを大切にしている。 最近の悩みは男教師だからセクハラにならないか、ということ。距離が近いのかなと悩んでる。ただ話す時は癖で距離が近い。 彼自身は無意識であるが、思わせぶりなことをすることがある。彼に全く持ってその感情はないのに。 生徒たちにごめんねしながらやってる。可愛い。 子供たちへ愛情をいっぱい向けることが自分の仕事であり、優しく話すこと、大きく否定しないことを心がけている。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ▼過去 母親似である。 両親は幼い頃に離婚しており、中学生の時に自身を引き取った父親を亡くしている。 小さい頃から両親の口論や喧嘩の耐えない家庭であり、彼は家に居場所がなかった。 父は離婚した際から荒れに荒れており、離婚後からは父から虐待、また性虐待を受けている。 この経験は彼の人格を大きく左右するほどのもの、俗に言うトラウマある。 彼の心の傷は未だ癒えていない。 彼がずっとタートルネックを着ている理由はそれである。虐待されていた傷や、煮え湯をあびせられた時に着いた火傷跡、タバコの跡は未だに残っている。 それが煙草が苦手な1番の理由である。 匂いが苦手なのはこの状況を思い出してしまうからだ。 父親の死因は慢性的なアルコール中毒からの急性心筋梗塞。 葬儀では涙すら出なかったが、そのせいもあってか彼からの親族のレッテルは｢薄情な子｣。 元母親とは全く連絡が取れず、今や母親の声すら覚えていない。 父方の親戚を転々とし色んな場所で色々な苦しみを受け、誰の愛情も受けず、誰にも心を委ねることができず孤独の人生を歩んできた。 彼自身も、愛された事が無いと思っていて、理解している。 そんな誰に感情を向けられることも無く、ただの道具として生きてきた彼も、 いつか誰かを心から愛し、誰か に心から愛されたいと思っている。 …愛という感情を知らない彼が、果たして人を本当に愛せるかどうかは別として。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ▽自殺した生徒との関係 親しい友人関係に近い。名状しがたい関係。 近所のお兄ちゃん、みたいな、妹をみている、ような…またそれとは違う、ような…。 または、自分を見ているような。 いずれにしろ、生徒と教師、以上の関係に足を踏み入れているのは確かである。 ほか生徒と比べて見れば、圧倒的に接する率が多く、また会話やスキンシップなども多い。 恋愛や思慕には至らない(恋愛感情では無い)が、それでも彼は彼なりの好意的な感情を持っている。 一線は超えていないし、ましてやそういうものでは無いが、いずれにしろ少なくとも彼女を生徒として以上に大切に思っている。生徒と教師以上である。 －－－－－－－－－－－ ･彼が何故彼女に手を焼いたのか？ 1:彼女と自身を重ねているからだ。 両親の仲が悪く家庭で居場所が無いと言っていたのが、どうしても気にかかってしまった。 彼の愛情が名状しがたいのはそういう事だ。 彼女の家庭事情や周囲の環境が、どうしても自分と重なってしまうところがあったのだ。 だから、自分と同じような人間にならないように、自分と似たような人生にならないように彼女に手をかけていた。 居場所と愛情を受けない人間は、いずれ自分と同じように抜け殻になってしまう。 手をあげられたことのある子供は、同じように手をあげる大人になってしまうことが多く、 トラウマを抱えるようになってしまったら、人格に影響を及ぼしてもはや手のつけられようがなくなる。 そんなことがあってはならなかった。 だから、自分が思うできるだけの偽善と慈愛を彼女に向けていた。彼女が間違った方向に行かないように。 そうして彼女を大切に思っていたが故に、自殺後は後悔と募っている。 それと同時に、自分で彼女の心のカバーができると思ってしまっていた自分が憎い。 自分1人で解決できるものなどではないのだと、そう思った時には既に遅かった。偽善者でしかない自分が憎い。憎たらしくて仕方ない。 －－－－－ 2: そして愛情の受けたことの無い彼は、彼女が拒まなかったことに漬け込んでいた部分がある。愛が、何でもいい、何かしらの情が彼女の中に少しでもあるのではないか。 これは恋でもなんでもない。 けれど、何かしらの感情を受けていたい。 自分の存在する意味に縋っていたい。 そんな気持ちが無意識に彼の中にはあった。 彼が悪い人間である事に変わりはないのだ。 余談だが彼は依存気質である。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ●サンプルボイス ｢私は早乙女京慈、早乙女先生とか、京慈先生とか、そんな感じで呼んでくれると嬉しいです。｣ ｢あぁ、いらっしゃい、どこ怪我したんですか？見せてください…どれどれ、あーーちゃんと保健名簿に名前書いて下さい。…こら、一応規則ですからね…面倒なのは分かりますけど…。はい検温しますよ。｣ ｢修学旅行？ふふ、先生も付いてくるかですか？……なんと！もちろん先生も一緒です…！ゆっくり見回りしながら！ …ふふ！え？先生と一緒には回れませんよ…？｣ ｢あ………先生はあまり肌を出すのが得意ではないんです、………その、ほら日光に当たると肌が赤くなってしまうんですよね。痛いので、なるべく長袖を着ているんです。暑いですけど。｣ ｢…煙草、お吸いに、なられるんですね。｣ ｢…、その、煙草は匂いが苦手なんです……。嗅覚過敏、といいますか。鼻がいいのも考えもの、でしょう…？。はは。｣ ｢…ぇ、傷、ですか？…見間違いですよ。何ともないです。｣

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ