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【STR】筋力8：普通くらい 生きていくに困らない程度の筋力。基本室内で勤務し車通勤の生活なので、ほんとに普通レベルの筋力。別にジムに通ったりもしていない。重いものを運んだりするのは向いてない。 【CON】体力10：普通 生きていくのに困らない程度の以下略。基本室内で勤務し以下略。わかるだろ、そういうことだよ。 【POW】精神力12：精神的にタフ 育った家庭が家庭なのでタフになった。 人を殺したことがある、というのも、その一因かもしれない。 【DEX】敏捷性10：普通 生きていくのに以下略。基本室内で以下略。もういいよね？ 【APP】外見17：神に愛されし顔面 顔がいい。なんならこれで食っていけるレベル。彼女が顔で食って行こうと思わなかったのは、顔を武器にすることが許される環境ではなかったから。 【SIZ】体格9：小柄 身長155cm、体重47kg 【INT】知性13：発想豊か 柔軟な発想ができ、頭の回転も早い。というか頭の回転が早くないといけないような人生を送ってきただけ。 【EDU】教育16：大学医学部卒業 ｢専門は外科。特に骨折や開腹手術なんかが好き！綺麗に折れている腓骨なんか、心が踊るわ…｣ 医者一族の長女で、小学校から有名私立を受験し常に一流の教育を受けて医師になり有名大学病院に就職した、いわゆるエリート。 本当は男を望まれていたが長子は女で、母子共に親戚一同から若干の落胆を受けた。それでも｢まあ次は男の子を産んでくれればいいか｣という雰囲気になったが、その後夫婦の間に子供が生まれることはなかった。この長女が千春。母親は最初の3年くらいは普通に可愛がっていたそうだが、千春の記憶には鬼気迫る表情で半狂乱になりながら｢勉強しなさい｣｢医者になりなさい｣｢アイツらを見返せるくらいに優秀な医者に｣｢私を助けて｣と喚く母親しかいない。父親は千春に無関心で、狂ってしまった母親に愛想が尽きたのか、仕事に生きていた。親子３人暮らしのはずの家は、千春(囚人)と母親(看守)の2人ぼっちの牢獄だった。 母親は千春に女でいることを許さなかった。髪はいつでもミディアムヘアで、清潔でサッパリとした、地味な服装を強要された。化粧は論外で、大学生になってからも必要最低限の薄いメイクを母親自らが千春に施した。母親の呪縛が解けてからは、その反動であるかのように女を満喫している。 千春は医師免許を取得した次の日に母親を殺している。罪を父親に擦り付け、父親が逮捕された。その過程で父親は『自分の愛人のために妻を殺し、あげく娘も排除しようと罪を擦り付けようとした最低な男』になってしまった。全ては計画通り。母親を殺し父親に冤罪をかけたことに、これっぽっちも罪悪感を感じていない。 その後は普通に医者として働き始める。人を殺した手で人を救う矛盾に気づいているが気にしていない。 ｢人を殺すのはいけないことだけど、私のことを親戚たちを見返して自分を認めさせるための道具としてしか見てない女の呪縛から逃れるためだし…あとまあ虐待染みた教育と養育されて普通に嫌いだったし。仕方ないよね。父親？自分の妻を追い詰める親戚一同の愚行を止めず、外に愛人つくって家庭を蔑ろにすることになんの罪悪感も感じていないような人を私が気にする必要ある？しかも私が医師免許取った途端に手のひら返して父親面するような男なのに？普通に腹立つでしょう。 医者をすることに罪悪感は無いのか？え、ないけど？生まれた時から医者になるために生きてきたんだし、むしろどこに罪悪感を感じる必要が？｣ 常識を持ち普通の人と同じ価値観をもつがイカレている。 実は裏社会の人間とツテがある。きっかけは893の若頭が銃創つくって入院してきたこと。誰も主治医になりたがらなかった中｢別に構いませんけど｣と言って主治医に収まり、忖度しない態度にが気に入られた様子。入院中は若い衆にケーキやらタルトやらを買いに行かせ、貢いできた。個人宛になら断ったが、世話になっているスタッフに、との名目で渡してくるため断れず受け取らざるを得なかった。(院長に相談したが『怒らせたら怖いし大人しく受け取って』と日和っていた。) 退院の日に紋入りの名刺を渡され、晴れて正式に"オキニイリ"になった。個人的な付き合いを続けるうちに組のものが怪我する度に呼び出されるようになったが、その度に高級スイーツやら医学書やら服やらを貢がれるのでwin-winの関係。男女の仲とかそういうのではなく、お気に入りの野良猫扱い。…だったが、若い衆に『姐さん』と呼ばれるようになったり、組に遊びに行くと『お帰りなさい！』と言われるようになったり、だんだんと【若頭のオンナ】扱いされるように。何か明確な言葉があったわけじゃないけど若頭自身も"そういう"扱いをし始め、なし崩し的に"そういうこと"になった。千春としては明確な言葉が欲しいのでのらりくらりと躱している。逆に言えば、明確な言葉をもらえばすぐに頷く。この辺りの機微は酸いも甘いも舐め尽くした組長の方がよく分かってるようで、｢アレはまだ言わんのか｣｢ええ、まだですねぇ｣｢っとにあのボンクラが。こーんなにいい女に睦言の一つもやらんとは。儂があと20若けりゃ掻っ攫ったものを｣｢ふふふ、お上手ですね。私があと20早く生まれていたら、靡いたかもしれないわ｣｢わはははは！｣とか言いながらお茶する仲。 なお千春の過去は若頭と若頭補佐、組長と組長補佐は知っている。千春は彼らに言ってないし、彼らは知っていることを千春に言っていない。千春は彼らが調べて真相に辿り着いただろうと察しているし、彼らも千春が勘づいているだろうことに気がついている。 2021/05/03　【黒八尺】ハッピーエンド 2021/05/09 【】ハッピーエンド

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