タグ： 破戒僧

戒名：転馬 本名は庄司昭、年齢は２８歳。幼少期に両親を失って以降、朝信寺（みょうしんじ）という寺で拾われてそこで育ってきた。この朝信寺は古来から仏事のほかに暗殺を生業としていた密教であった。ここで育った転馬は修行の一環として錫杖による戦闘スキルと組付きによる素手の暗殺術を仕込まれる。暗殺術の修行に対して、なぜこんなことを修行するのかと疑問に思っていたが和尚から世のため人のためだと言われて一心に学んできた。 　１８の時に初めての暗殺仕事に就いたがそのターゲットの家に忍び込む際にターゲットの息子と対峙して自分の幼少時の記憶をすべて取り戻した。実は彼の両親も和尚に暗殺されていたのだった。その事実を思い出した結果、彼は暗殺使途後に失敗してらに戻る。寺で和尚を問い詰めるが彼は何も語らず和尚と決闘を行い和尚を殺害する。後を追って自殺しようとしていた彼に今わの際の和尚はすべてを語った。 　和尚自身がこの寺の存在に疑問を持っており、滅びるべきだと感じていたこと。暗殺後に自分に向かってきた小さな男の子（後の転馬）が将来自分と寺を終わらせてくれる存在だと確信し、彼に自分と寺を終わらせるために育てたと。和尚の独白を聞きながら転馬は自分の存在意義を見出せなくなって絶望に陥っていたが、和尚は最後に彼に「もうこの先人を殺さないこと」「お前の力で世のため人のために尽くすこと」「お前の本来の役目を果たすまで命を絶たないこと」を戒律として誓わせた。 　その話を聞き、和尚と最後の誓いを立てて彼は仏教の敵である天魔をもじった転馬という戒名を背負い、自分の力で人々を助けながら自分の居場所を探す旅に出る決意をした。寺に残された財産もあり、彼は１０年の長きにわたり世のため人のためにあらゆるところで人助けを続けていた。 　見た目は僧侶とはかけ離れたいかつい風貌で、顔には傷を負っている。人を助けることを生業としているので見た目に反して気さくに誰とでも話せる。話すときは基本的に丁寧な口調だが、人を傷つけたり陥れる奴には容赦がない。どんな悪人でも最後に改心すればよいと考えており、殺生はしない。 　最近見た目の怖さを気にしてサングラスをつけ始めたが余計怖い。 　口癖は「お気になさらず、生臭坊主ですので」

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