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ある事件で社会を追われた男。 順風満帆に生きていた。高校も大学もトップで進学していた。自分はこのレールに乗って、永遠に幸せに生きていくのだと。自分以外は蹴落とされるだけの存在なのだと。 いつのまにかそちら側にいた。間違いなく自分じゃない。蹴落とされた。周りを見下す側だった自分を、誰かが信じてくれるわけもなく。 誰も信じられなくなった彼は、今の自分など信じられるわけもない。否定と苦悩を繰り返し、部屋から出るのがゆっくりと怖くなっていた。貯金が無くなるのが先か、自分が死ぬのが先か。引きこもりの日々は続く。 後は、ゆっくりと死ぬだけ。 ・ ・ ・ ドアから音がしたのは久しぶりだった。1人の男がそこに立っていた。何か言う事も無く書類を投げ渡される。 呆然としながら見たそれは、自分を証明する者だった。自分を、否定しない者だった。 何かを言ったわけでは無い。それでも、その男に彼は救われたのだ。 （ある会社の契約書類が無くなり数十億の契約が破綻されそうになった。その書類を最後に触っていたのが「つなし」であった。それは「つなし」を良く思わない人間たちの仕業だ。大事になり、あまりにも順風満帆だった筈の契約に相手会社が不審に思い探偵を雇ったのが始まり。） それ以来探偵の家で住み込みで働いている。本人は仕事の一つ程度にしか思っていないかもしれないが、彼は喜んで探偵の元で働いている。救われた人間だ。 当時の引きこもり生活が長かった為に皮肉屋で根暗になっているが元がエリートであった為に能力は高め。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 探偵事務所の助手。 ー大切な人ー 探偵事務所の近くの花屋の店員さんに一目ぼれしている。様々な人達に皮肉的な態度で接していた心汚れまくりの彼にとって彼女はまさに一輪の花。 優しい笑顔をいつも向けてくれるお淑やかな女性。 もはや日課のようにほぼ毎日買いに行っている為に探偵事務所が最早華屋。同じく事務所の同僚はうんざりしており探偵は「まあまあ」とたしなめてくれる。 人見知りな彼からすれば、毎日通うだけでもかなりの勇気だった。口数少なくとも彼にとってそれが幸せであった。告白する勇気などあるわけなく臆病と後ろ指を差されてもこれだけで彼には充分な救いなのかもしれない。 ーアーティファクトー ー呪文ー 【暗黒の呪い】 P250－251　基本ルルブ 退散の呪文 ーーー通過シナリオ（遭遇した神話生物もある為、ここから先はネタバレです）－－－ 通過シナリオ 【【CoCシナリオ】花歌こぼし、骨に口づけ】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9466198 ①探索者とKPCとの関係性(探索者から見た2人の関係性でお願いします) 　世間話をする程度。顔は覚えられている。 ②探索者がKPCをどう思っているか。 　始めて好きになった女性。一目ぼれ。 ③KPCが探索者から見て、探索者本人をどう思っていたと思うか。 　あちらからすれば花が好きな唯のお客さんとしか思われてない…同じ華好きと思い色々と嬉しそうに話をしてくれる…全く華には興味は無いが嬉しそうに華の事を話してくれるので本人はそんな彼女を見てるだけで幸せ。目は合せられない。 　 ④探索者がKPCへ初めてあげたものは何か。(アクセサリー、食べ物など) 　誕生日に華のブローチをあげている。探偵事務所総出で彼の為に用意した物。 ⑤記憶にある中で、初めて探索者がKPCへ掛けた言葉は何か。 「ききききき綺麗ですね……こ、こ、この華！　この華が！！　花言葉はなんなんっすかね～～わっかんないっすね～～～～」 【【CoCシナリオ】花歌こぼし、骨に口づけ】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9466198 遭遇ーティンダロス・ドリームランド 「今度はちゃんと言うよ。綺麗だ。綺麗だよ……華じゃない……君だよ……もう……ごまかさない……」 不定の発狂➡偏執症 偏執症：「花（ハーブ）の匂いに恐怖を感じる。何かを思い出しそうになる。」 【雨は降っていた】 パンの王・パンの子 神話技能１２％ 【暗黒の呪い】 P250－251　基本ルルブ 退散の呪文

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