タグ： 奇妙な転校生

家庭環境 　怒ると怖いが普段は優しい父親、厳しいがしっかり者の母親、気は弱いが優しい弟と自分の四人で喧嘩はするが仲良く暮らしていたが、6歳の時に弟を交通事故で亡くしてから母親が新興宗教に傾倒し家庭が崩壊していった。母親曰く、「この教えをちゃんと守っていると死後天国に行けるのよ。遺体も死後硬直はせず温かいままで顔は光り輝いている。あなたの弟があんなに惨い死に方をしたのは信仰心が無かったからよ。」 　それから勧誘に無理矢理連れて行かれることになる。周るのは基本的に同級生の家だ。自分が呼び鈴を鳴らすと同級生の両親は警戒もせずドアを開けてくれる。それから母親が勧誘を始めると相手の親はまるで可哀そうなものを見るような目で自分を見た。それが頭から離れず、勧誘に付いていくのはもう嫌だと言うと鞭のようなもので叩かれ家から閉め出された。友人の家族からは快く思われておらず泊まる場所も無かった。仕方なく玄関のドアの前で座りながら朝を迎えることになる。 　父親はそんな母親に呆れ家を出た。毎月養育費は振り込んでくれるがそれは母親が信者を勧誘するための食事代で消えていく。 　14歳の頃、いよいよ生活費にまで手を付けだすようになってきたので自分が生きていく為に深夜のバイトを始める。法律で18歳までは深夜働くことはできないが、面接の際に家庭環境について相談をしたところ厚意で働けるようになった。 　昼間は学校、夜はバイト、休日は母親に連れ出されて集会への参加といった生活を4年ほど続けていることにより身体的、精神的ストレスがかなりかかっており自傷行為を繰り返し行っている 。（リスカ、アムカ、OD…など） 学校生活 　本人は至って普通の好青年の為いじめを受けるなどは全くない。 高校も実家から離れているところに通っているので過去の知り合いは誰もいない。 　体を動かすことが好きでよく運動部の助っ人に呼ばれている。部活の勧誘も多いが頑なに帰宅部を貫いていることを疑問に思われている。 下記NPCとの出会いと通過後設定有り。私の心に突き刺さるので注意。 出会い 　親友の日永とは中学生の時に出会った。小さな中学校なので同じ小学校から入学してきた生徒が殆ど。保護者の間では春希の親は宗教に勧誘してくると噂が広まっており、面倒な事に巻き込まれたくない一心で自分の子供に「春希くんとは仲良くしちゃだめよ」と伝える親が多かった。いじめはなかったものの必然的に孤立していき、その頃から自傷行為が始まる。 　いつものように親に連れられて住宅街を歩いていると、今日は「日永」というクラスメイトの家に行くことを聞かされる。特に接点もないのでいつも通り呼び鈴を鳴らす。しばらくすると日永の母親が出てきたのでそれから母親が勧誘を始める。 　手持ち無沙汰になりその光景をぼんやりと眺めていると、玄関から出てきた少年にそのまま腕を引かれる。抵抗もできずに一体何をされるんだろうかと怯えながらついていくと公園に向かっていることに気が付く。公園について初めてクラスメイトの日永夏月と会話をする。 シナリオ通過後 両親が再婚した。最初はぎこちなかったが今では以前のような家族に戻れた。 自傷癖もすぐにはやめれなかったがストレスの原因が無くなったことにより落ち着いている。 アイスが好き。でもパピコとか食べようとすると思い出して泣きそうになる時がある。 鳥が好きでよくパンの耳をパン屋さんから貰ってくる。家の近くのいつもいる鳥にあげてる。 余ったパンの耳があったらそれをくるくる巻いて食べてる。おいしい・・・か・・・？ 休みの日に電車で出かけることが多くなった。 のんびりと景色を楽しんで鳥の写真を撮る。心霊スポットにも時々行くらしい。 将来の夢は探偵になること。 好きなもの→母親のごはん、パピコ、アイスの実（ぶどう、なし）、オムそばパン、プリン、鳥 苦手→ファミチキ、ナイフ

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