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あれは小学生のころ。親友だった島崎レナと一緒にタイムカプセルを作った。大きくなったら一緒に開けると約束して……。 しかし数年後の約束の日、レナの行方を調べたキミは一ヶ月前から彼女が行方不明だと知る。 幼き日の約束を果たすべく、キミはレナの消息を追いはじめた 一人称:あたし 二人称:あんた、君 思ったことはすぐ口に出る性格。 誰に対してでもズバズバ言うので、女子からはあまり好かれない。 男勝りなところがある。曲がったことは嫌い。 隠し事が苦手ですぐ顔に出る。 はじめてできた友人が島崎玲奈。 それまではレナ以外には友人といった友人はいなかったが、 小学校６年生の時にさっち（天然かわいい系）・みかこ（おとなっぽい）とうっしー（おもろい）と仲良くなる。 レナ以外で心を許せる友人ができた。 中学１年の終わりごろ、なにがきっかけだったのか今思い出そうとしても思い出せないがレネゲイドウイルスに感染。 両親がレネゲイドウイルスに関して理解があったため苦労はしなかったが、友人に隠し事をしていることになるため居心地が悪くなる。 両親の提案、コネで中学２年生からは中高一貫の女子高に転校。 レネゲイドウイルスをもっている自分とかかわってもいいことはないと思い新しい学校では上辺だけの友人が多い。 小学校入学前はズバズバ言う性格から協調性がないと周りから疎ましく思われていた。 だんだん友達が離れていきいつも一人で遊んでいた。 小学校に入学後もしばらくは友人ができなかったが、小学１年生の時の途中で隣の席になったレナと仲良くなる。 周りの子は「あやめちゃんすぐに怒るからいや」というが、レナはあやめのまっすぐな性格を理解してくれていた。 毎日公園やお互いの家に行って遊んでいた。いまでも忘れられない思い出は小学校3年生の時の夏休みはじめて二人で遠出したことだ。 お小遣いを貯めて子供二人で電車に乗って海を見に行った。 大人もいないはじめての旅行（といっても日帰り）はとてもいい経験になった。 日焼けした肌がひりひりした。 夕日に染まる電車お互いの肩にもたれてうとうとしながら帰路についた。 また海行こうね、そんな話もした。 過保護のお母さんに遅いと少し怒られたが、そんなことはどうでもいいと思うほど楽しい一日だった。 レナとタイムカプセルを埋めた。 18歳になったら一緒に開けようと約束した。 低学年の時まではレナしか友人と呼べる子はいなかったが高学年にあがるごとに周りもあやめの性格をわかってきた。 「責任感がつよいだけで、悪い子じゃないんだね」 小学校6年生にあがるとはじめてレナとクラスが別れた。 とても寂しかったが、新しいクラスで友人もできた。 最初こそはレナのことが気になって休み時間のたびレナのクラスをのぞいていたが、どうやらレナにも新しい友人ができたようだ。 レナの一番じゃなくなったと、少しもやっとした気持ちが生まれたが新しい友人たちとの絆を繋いでいく。 そのうち毎日一緒に帰らなくなり、遊ぶ回数も減り、気づけば話さなくなっていった。 中学校は同じクラスだといいな、と思っていたがレナはどうやら別の中学校にいくらしい。 こんなものなのか、と思った。 （タイムカプセル忘れてないといいな） コードネーム 黒雷(くろいかづち) 日本神話のイザナミにとりついた、雷神の名。 叫びたい 乱れ狂う雷の槍（ボルティス・ランサー） 『貫く紫電の槍』を複数形成し上空から一気に降らせる魔術。 天罰の神雷道（ジャッジメント・ゼロ) 極限まで圧縮された雷を前方に集中して放つ。

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