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■桜木 千津瑠（さくらぎ ちづる） 年齢：21歳 職業ベース：歌手（2010タレント準拠） 誕生日：６月２７日 特技：歌うこと 趣味：無し。強いて言えば歌うこと。 家族：母のみ。父は会ったことすら無い。 ・某芸術大学のオペラ科所属。 圧倒的な歌唱力と類まれな美貌(app18)を武器に学生の身ながら既に壇上で活躍しており、卒業後は海外の楽団との契約が決まっている。 舞台の上では神聖さすら感じさせるが、本人はいたって気さくで人をからかうことが好きな、気づくと鼻歌を歌っているような人物である。 生活力は皆無に近く、特に片付けが大の苦手で世話を焼いてくれる人が居なければ一瞬で部屋をゴミ屋敷にしてしまう。 ▼▼▼　以下『海も枯れるまで』HO1 秘匿に触れる内容 ▼▼▼ 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 ■APP18 の美しい容姿である ■性別は男女どちらでも構わない ■年齢は 20 歳以上である ■都内在住 ■探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。 必ずそういった設定を付けるようにしてください。 死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 (アイコンや立ち絵には痕を描かないようにお願いします) ■セッション開始は日常後、見知らぬ砂浜で目を覚まします。 ・母親は元オペラ歌手。オペラハウスで歌うことを夢見ていたが、千津瑠を妊娠し未婚の母となったことで夢を断念。 母は誕生した娘に自分の夢を託した。それはもはや呪いに近かった。 千津瑠はそれに答えるべく必死で歌唱力を磨き、見事母の期待に答え続けた。 天才と言われる歌声は『天賦の才』などではなく自分の青春の全てを歌と母に捧げて得た努力の結果である。 彼女にとって歌とは『母親の夢を叶える為の手段』であり『己の存在意義』である。 そのため千津瑠自身は歌のことが好きなのか嫌いなのかわからないでいる。（「歌がうまい自覚」はあっても鼻にかけた態度が皆無なのは歌そのものに対する情熱があまりないため） 示された道をひたすら走り続け、楽団との契約も交わし、ようやく母の夢の実現まであと一歩となったある日、喉に違和感を覚え病院へ向かう。 医者から告げられたのは『喉頭がん』という病名と、生き延びる為には声帯を全て切除せねばならないというあまりに酷な未来だった。 「死んでしまうかもしれない」 そんな恐怖より何より、彼女の心を埋め尽くしたのは、診断を聞いた母親が開口一番に言ったある言葉だった。 「じゃあ千津瑠は歌えなくなってしまうんですか！？」 声を失えば、自分は唯一の存在意義を失ってしまう。 では、手術をして、歌を失ってまで生きている意味とは一体なんなのだろうか？ 千津瑠の心は完全に折れてしまった。 以降何度か隠れて自傷に走った事もあったがどれもうまく行かなかった。 いつしか自分の身体に傷をつける方法で死ぬのはやめようと思った。 できれば、世間も、母も褒めそやした美しい姿のままで、 母の望んだ歌姫の姿のままで死にたいと思ったのだ。

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