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ヤンキー少女。ほとんど感覚と本能だけで生きてる猛禽類系女子。基本的にはちょっと（ちょっと？）ケンカが強いだけの、どこにでもいる不良少女だが、地元を愛しており、地元で悪さをするヤツは許さない。猛禽類なのでナワバリ意識が強いのだ。困ると殴って解決しようとする悪癖があるが、バッドシティなのでだいたいなんとかなってる。 「あァ？　何言ってるかわかんねぇ。とりあえずオマエが諸悪の根源ってコトだろ？　ぶん殴る！！」 不良少女だが、割とマジメな所もあり、高校に入ってから学校を休んだことは一度もない。 ただし遅刻はちょいちょいする。あと登校したあと授業サボってることもたまにある。 「細けぇーことはいいンだよ。学校は行くことに意味があんの！」 戦闘スタイルは、「拳にパワー（）を集めてぶん殴る」以上。パワー（）を集めると拳が光る。光る拳でぶん殴ると、すっごく効く。 なんで光るかは、本人にもよくわからない。でも光るのはカッコイイし、いいことだと思ってるので、あんまり気にしてない。 レネゲイドとかオーヴァードとかエフェクトとかは、あんまりわかってないっぽい。あと速い。マジで速い。常人には文字通り目に留まらないレベル。 学校とかの「50m走」とかはちょっと運動ができる奴程度だけど、喧嘩、というよりは「戦闘」に入ると、高速ならぬ光速で動く。 厳密には光速ではないのだが、（そもそも光の速さなんて本人全然わかってないのだが、）エンジェルハイロウのシンドロームの力で、一瞬であればほんとに光速に近いレベルで動いてる。その戦闘スタイルからついた通り名が「光る鉄拳"スパークル"」。 「だってほら、カッケーだろ、光るのって。」 家族仲はそこそこ良好。外だとケンカっぱやい光瑠も家だと大人しい。本当の両親ではなく、小さい頃孤児院から引き取ってくれた義理の両親だが、光瑠は両親のことを尊敬しておりとても大事にしている。しかし、両親から見ると光瑠は近頃はどこか遠慮しているように見えている。 「いや、アタシなんかを本当の子供みたいに育ててくれた親だからさー。 　中学の頃ちょっとヤンチャだった時期とかにもさー、ちゃんと向き合ってくれたし、ソンケーしてるから、迷惑かけたくないンだよね。 　遠慮してるってワケじゃないんだけど、なんかつい猫被っちゃうっつーの？　わかれ。」 「は？　それを親に言え？ 　言えるかバカ！　ハッズいだろ！！」 なお、孤児院で暮らしていた頃の記憶はない。 というより、孤児院暮らしというのは義理の両親のついた嘘で、彼女はFHの実験施設で生まれ、育った。 生まれながらにしてなんとなくでオーヴァードの力を操れるのは、彼女がそのように作られたデザイナーズベビーだったからである。 実験施設は解体されたが、その際に光瑠はその実験施設の研究員だった現在の両親に引き取られた。 両親は、本当の子供ではないことだけを光瑠に伝え、その他の事実は伏せたまま、自分達の本当の子供のように、大切に育ててきた。 なので、実験体だったとかFHとかUGNとかオーヴァードとか、マジで1ミリも知らない。 実験施設では、"Shine"という実験体名、あるは"コード06"というロットナンバーで呼ばれていた。 光瑠、という名前は義理の父が付けた。 「ちょっと安直すぎるかな？」「いいんじゃないですか、可愛くて」という会話が夫婦の間でされたとか、なんとか。 ＜＜金剛龍生＞＞ 「小学生くらいの時。 　街を歩いていたら、急に警官に呼び止められた。 　何を言われたかもうあんまり覚えてないけど、万引きかなんかをしたことにされて、連れていかれそうになった。 　怖くて泣きそうだったのは、すげー覚えてる。 　今のアタシならたとえ警官だろーが、相手が間違ってりゃぶん殴ってる所だけど、さすがに小学生女子にそこまでの思い切りはなかったな。 　そんなときに助けてくれたのが、金剛先輩だった。 　『その子（アタシのことだ）はそんなことしてない』って、言ってくれて。 　それでも食い下がる警官達を、暴力をふるうでもなく睨むだけで追い払った。 　見た目はいかつかったしぶっちゃけちょい怖かったけど、すげぇかっこよかった。 　上手くお礼を言えないアタシの頭をぽんぽんと軽く撫でると、名乗りもしないで行っちまった。 　あまりのかっこよさにしばらく立ち尽くして、帰ってとーちゃんかーちゃんに、一生懸命喋ったっけか。 　ああ、先輩ってのは、人生の先輩って意味で勝手にアタシが心の中で呼んでるだけで、別に何かの先輩後輩って関係なわけじゃない。 　というよりむしろ、向こうはアタシのことを覚えてもないだろーな。 　アタシがその人と再会……っつーか、こっちが一方的に見つけたのは、DawnSeekersがちょい有名になり始めた辺りだったか。 　「うわあの時の人だ！！」って嬉しくなって、しばらくDawnSeekersのファンっつーか、追っかけ的なことやってたっけか。 　いやまあ、当時小中学生だからガチの走り屋を追いかけられるワケはねーんだけど、街中での揉め事を止めてるところを見に行ったりとか、してたんだ。 　当然DawnSeekersの活動時間帯は小中学生にとってはめっちゃ遅い時間なワケだけど、夜毎駆け回って、ついでに遊び歩いてたよ。 　あとこの頃からかな、本腰入れてケンカしまくってた。 　それで生徒指導とか補導員とかにクソ怒られたり、門限破って親とも喧嘩したりしたけど。 　今思うとあれが非行ってやつなのかなー。 　生徒指導のクソゲジ（※ゲジゲジ眉毛が特徴的な生徒から嫌われてる系先生）は今でもムカつくけど、親には悪いことしたよなー。 　あ？　話逸れた？ 　何の話してたっけ？ 　ああ、金剛先輩か。いやでも、話としちゃそんなモンだよ。 　その後、DawnSeekersは解散して、アタシはちょっと夜遊びとかを反省して、高校生になったのをキッカケに近所の警備カツドー的なのを始めたってわけ。 　金剛先輩みたいになりたくて、さ。」 ＜＜PC2について＞＞ 「"あいつ"の話？ 　そーだなー、高校1年になってすぐくらいかな。 　なんか街歩いてたら路地裏から明らか喧嘩してるっぽい音聞こえてさー。 　はいはいいつものことねとか思いながらも、弱い者イジメとかカツアゲだったら助けてやるかって気持ちで路地裏入ったわけよ。 　そしたら"あいつ"が、ヤンキーっぽいのをボッコボコにしててさー。 　最初弱い者いじめかと思ってとりあえず割って入ったんさ。 　そしたらつえぇのなんの。 　殴られてた側のヤンキーっぽいのも、そんな弱くはなかったんだけど、そいつはもう全然別格。 　ーーえ？　当たり前だろ、喧嘩両成敗っていうだろ。両方殴ったよ。 　でもボコボコヤンキー君たちはともかくとして、そいつは全っ然倒れる気配なくてさ。 　んで気づいたんだよ、これ弱い者イジメじゃなくね？って。 　そこそこ強いヤツを、クッッッソ強いヤツが叩きのめしてることを、アタシの中じゃ弱い者イジメとは呼ばねぇんだ。 　だってそれアタシも普段やってンだもん。 　しかもさー、よく見たらボコボコヤンキー君たち、この辺じゃ評判悪いクソ野郎の集まりでさ。 　あっれもしかしてこいつイイ奴なんじゃね？って思ったから、喧嘩やめて話し合いしたんだよ。 　話した内容？　覚えてねーよ、流石に。 　でもなんか、「オマエ強いじゃん！」的なこと言ったんじゃね、アタシのことだから。 　んでなんだかんだあってツルみ始めて、自警団、ってやつを結成してみたりして、今に至るってワケだよ。 　あん？　最後ハショりすぎ？ 　いやー、出会った後、どうやって今のカンケーになったかは、正直よく覚えてない。 　記憶がないわけじゃなくて、一個一個の出来事はもちろん思い出せるんだけどさ。 　どれがどうってワケじゃねぇっつーか。 　そんなもんだろ、ダチとのカンケーなんてさ。」 今後の成長： 成長で（←大事）光子解放をとる。 イメージ： https://picrew.me/image_maker/311977/complete?cd=Clf4pBzsZS https://picrew.me/image_maker/311977/complete?cd=fGMle1ICuH https://picrew.me/image_maker/311977/complete?cd=S8DRkG3HLL

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