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致死毒を綴る / flower 5歳の時に母親が連続殺人事件に巻き込まれて死に、その後は父親と二人暮らしをしていた。しかし蘭はあまりにも母親に似ていた。小学生に上る前には父親は蘭に「妻」を、「娘」を、「女」を見ていた。 気付いた時には父親によって童貞よりも先に処女を奪われ、家の中では「女性らしいふるまい」を強制された。歯向かえば暴力を振るわれるため、段々と反抗精神もなくなっていった。 小学4年生の時に父親が再婚した。すると次は女性らしいふるまいを禁止された。次に求められたのは新しい母親からの「男らしいふるまい」父親のレイプにより小学生でありながら艶めかしい雰囲気を持っていた蘭は新しい母親によって、父親のいない時に逆レイプをされた。そうして童貞を喪失した。 数年にも及ぶ父親からのレイプがなくなった代わりに新しい母親からの逆レイプが定期的に行われるようになった。 そうでありながら、二人は真っ当なサラリーマンとそれを支える献身的な妻であった。若くして妻を亡くし悲しみに暮れる男を献身的に支えた女。そんな女に慰められ女に恋をした男とそれに答えた女。外面的にはそう見える二人が子供へ性的虐待を行っているなんて誰も思わなかった。 「そうか、人間はそうやって外側の綺麗なものだけを見て生きているのか」 抱えきれない苦しみを、痛みを、妬みを、恨みを文字にし始めたのは中学生の頃。同時に自傷行為も始まった 「殺したい殺したい殺したい殺した痛い痛い痛い痛い気持ちいい嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえあんなやつらくそくそくそく死にたい死にたい死にたい」 そのころには母親からの逆レイプもなくなったが染みついた艶めかしさと柔そうな身体はいじめの標的になった。 それは肉体的暴力、精神的暴力、性的暴力全てに及んだ。 父に慣らされた身体は経験の浅い男たちの乱暴なやり方にさえ快楽を覚えた。性行為と共に行われる暴力に脳がそれさえも気持ちの良いものだと錯覚を起こさせた。 ぐちゃぐちゃに混ぜられた昼食は食べたところで吐き気がした。だけど食べなければ顔をそのまま突っ込まれるだけだから食べるしかなかった。ノートはどれも使い物にならなかった。へし折られ、ペンで落書きをされ、水につけられたそれは既に定められた使い方をするにはぼろぼろだった。 だけどそれを助けてくれる人はいなかった。見て見ぬふりをした。傍観していた。積極的にかかわってきた。 「吐きたい吐きたい吐きたい気持ち悪い気持ち悪い痛い痛い痛い痛い痛い苦しい死にたい死にたい死にたい死にたい」 家庭内暴力に耐えかねた少女が全てを殺して自殺する話。 いじめを受け続けた少年がそのまま体育館倉庫で死ぬ話。 無い者として扱われている少年がそのまま餓死する話。 密やかにネット上にあげていたそれらは出版社の目に留まり、中学三年生の時にメジャーデビューした。 いじめは高校に上がっても続いた。変わらない。何も。 そのうち、どの行為にも性的快楽を覚える己の身体の醜さに気持ちが悪くなっていった。 無理やりされても気持ちが良いです。殴られても気持ちが良いです。ぐちゃぐちゃにされたごはんを食べるのも興奮します。顔面を蹴られても、腹をけられても、罵声を浴びせられても、どれも、どれも、気持ちいいです。 「はは、きもちわる」 文字は気付けば己の存在証明になっていた。 本物の自分は誰も見ない。本物の自分は皆にとっての簡単なおもちゃ。消耗品 自分を見てくれるのは文字の上でだけ。 だけど文字は、憎悪と嫌悪の塊。本当はこんな物語嫌いだ。もっと、もっと優しくて、綺麗なものが見たかった。 だけど世間って、ひどいものが見たいんだってさ。 醜いものを皆見たがって。消耗品な僕の作る、消耗品の物語が好きなんだって。 結局「僕」はどこにもいないのだ。 大学には行かなかった。小説家として進んだ。 どこにも行かなければ誰にも己を傷つけられない。 傷つけられない僕は平穏だ。何もない。苦しいことも、気持ちいいことも、痛い事も、なにもない。 だけど何もない僕は何も書けない。 何も書けない僕は何の価値がある？ 「……誰にも価値のない僕は、生きていてもしょうがないじゃないか」 気付けば血だらけで部屋にいた。誰かに覆いかぶさられていた。痛くて、苦しくて、だけど気持ちが良くて、それが嫌で、吐きたくてたまらなくて、そうしてその血で文字を書いた。 後で知ったのは自傷行為を行う蘭を見た担当編集者が、誘われるように襲ったという事。 その編集者はクビになった。だけど代わりに出来た血文字の物語は、 花街の女に狂い、死んでいく男の話。 「ああ……僕はもう、こうでもしないと存在できないのか」 それからというもの自傷行為がやめられなくなった。 痛い。痛い。いや、気持ちいい。ああ、痛い。だけど痛ければ小説が書ける。ああ、だけど痛い！　死んでしまいたい ああ、だけど文字を書かなきゃ いつ死のうかという思いがちらつかない日がない。 文字を書かない自分に価値はない。だけど書くためには自分を殺すしかない。 僕の居場所は苦痛の中にしかない。 伊鈴　蘭 自分の性別が男なのか女なのか分からなくなっており、一人称が「俺」「僕」「私」と不定。思っているときは「僕」であるが、他者と交流する場合に「相手の性別と性格」から「自分は女」「自分は男」と認識をないまぜにしてしまうためである。 基本される行為すべてに快楽を得る。防衛本能 だけどそんな自分の体が嫌い 自分を「おもちゃ」「もの」だと思っている。サンドバッグ、残飯処理、性処理道具、消耗品。 基本的にリストカットしてお風呂の水に腕入れての出血多量で死のうとしてる。 が、リストカットの方は途中で「文字を書かなくては」という意思が強くなってしまい、手当てすることなくそのまま執筆に行き、様子を見に来た担当に度肝を抜かれるということを繰り返している。なお、なぜか担当は数か月で交代される（担当の精神的摩耗が激しいため。これは毎回行くたびに血だらけを見せられるという意味でも、APP18という美貌が血だらけの身体でいるという様に一種の官能的興奮を覚えてしまうという意味でも） 基本的に死のうと思って己を痛めつけると途中で「文字を書かなくてはいけない」という気持ちが強くなって死ぬことをやめてしまう。 ならばすぐに死ねる方法を、と転落死や溺死も考えたが「それで死ななかった時」を考えてしまい行動に至れていない。 通過後ふせったー https://fusetter.com/tw/Ku1B4ljc 今 完全に人と会わないように努力した。しっかりしたPCを買い直して担当との交流を全てメールもしくは郵便にした。 （もしかしたら担当が変わって、少しだけ会話できる相手になる可能性はある） 宅配でほとんど済ませている。が、海に行ったり、綺麗なものを見ようという気持ちのもとマスク伊達眼鏡深帽子で外出するようにはしている（なお頻度は月一以下） 綺麗な文章を書けるようになるために努力している。ロイにみせても、胸が張れるように。 ［AF-原稿用紙「」］→「囚われの崇拝者」 「」の中には探索者がタイトルを記入すること。この原稿用紙の内容は探索者によって書かれている。 ・・・ 読むことで、以下の効果がある(探索者自身にはないため、誰かに見せるならばである)。 ・クトゥルフ神話［＋5］ ・夢の知識［＋5］ ・執筆技能［＋5］ AF：貝殻モチーフのブレスレット 5ポイント分の≪被害を逸らす≫として使用可能。一度しか使用できない。 どこかの世界で、誰かが守りたかったあなたたちの生きた証。 AF：KPCの瞳の色をした宝石（ロイの瞳の色をした宝石） あなたを見守る存在のいちぶ、なのかもしれない。 ［夢見技能］ この技能は探索者が始めてドリームランドに入ったときに与えられる。 探索者は、自分のPOWの値と同じ値の〈夢見〉の初期技能値を与えられる。 探索者があとで再びドリームランドを訪れて夢時間で1週間以上滞在した場合には、そのたびにこの技能の経験チェック1回が与えられる。 この技能はほかの技能とまったく同じやり方で上昇していく。 夢見の技能はドリームランドでの現実を修正するために使われる。 ただし、これは普通の夢の中でしか行なうことができない。 すなわち、この技能を使うことができるのは、眠って夢を見ている者だけだ。 夢見の技能を使うためには、マジックポイントを消費しなければならない。 通常、消費MPは［創り出すもののSIZ］と同じ値であり、それが生物(生きている創造物)の場合はさらに2倍となる。 通常の場合、創造あるいは修正によって作り出された物は、その夢見る人の次回のドリームランドへの訪問の間だけ存在している。 そのまた次以降の訪問では、それらはもう存在していないか、 あるいは修正前の形に戻っている。 ただし、POWを消費することによってそれらの物を永久的な物にすることができる。 創造物を永久的な物にするためには、 ［創造に要したPOW+1］ポイントのPOWを追加しなければならない。 特別に重要な創造の場合には、 もっとたくさんのPOWの消費が求められるかもしれないが、それはキーパーの判断にまかされている。 ・・・ ［夢の知識技能］ この技能の値は、キャラクターのドリームランドに関する知識を表している。 この技能によって、ドリームランドの中のある特定の場所に関する何かを知ったり、ドリームランドの歴史上の出来事の1つを思い出したり、ドリームランドのクリーチャーを見てそれとわかったり、始めて見る異界の存在がクトゥルフ神話に属するものかわかったりする。 夢の知識の基本成功率は、探索者の［〈クトゥルフ神話〉の現在の技能値の半分 (端数切り捨て)］である。 探索者の〈クトゥルフ神話〉技能が2ポイント上昇するたびに、〈夢の知識〉 技能が1ポイント上昇する。 この上昇は、ドリームランド内で起こったことであるか否か、ドリームランドに直接関係のある上昇であったか否かには関係なく起こる。 また夢の知識技能は、ほかの技能と同じように、経験チェックによる上昇もする。 ■後遺症 探索者は時折、前世の夢を見る。そういう日は決まって泣きながら目を覚ます。 けれど所詮、夢は夢だ。夢の内容を思い出すこともないまま、探索者はまた日常へと帰っていく。 その夢を前世のものだと信じるか、信じないかは自由である。 フレーバーダイス 53 ムスカリ 「失望」「失意」「絶望」 すでに打ちのめされたのが貴方。なにに？　全てに。癒してくれる人はもう居ない。心を通わせる人ももう居ない。なにもかもが悪い方向に転がる気がするのだ。もう助けを求める声も枯れ果てた。……しかし、だからこそ、這い上がるしかない現状を理解する。 「海も枯れるまで」 「表題「未完成」」（KPレス） 「海底船と都市の夢」 「毒壇場」（KPレス） 「さよなら七難のマリー」（KPレス） 「知らない地獄で待っている」（KPレス） 「まんだらかばら」（KPレス） 「後悔劇場」（KPレス） 「カルペ・ディエムの頽廃」 「親愛なる101」 「ポイエシスの墓守」(KPレス) 「52Hzの星海歩行」 「その花は貴方に相応しい？」（KPレス） 後遺症：次のシナリオを帰還するまでPOW-1 「チグツギハグハギ」(KPレス) 後遺症：気が付かないの？ 期間は2d4ヶ月間。→3 貴方が自身の脈を測ると止まっているように思えるようになる。しかし、貴方はまだ気が付いていない。……実際は動いていますが。 「長く短い夜想曲」 「麗しくしにたい」 MP+8。 「イデアポテオシス」(KPレス) 「孤独を月に喩えても」 2. 気分の変動 易怒性を得る。よくものごとに怒るようになる。 →回避以外の＜戦闘技能＞+20 7. 自殺念慮、またこういった感情をもっていることへの罪悪感 両方の感情に板挟みになっていく。言葉が上手く入ってこない。→＜日本語＞-10 どちらも1ヵ月 「ラストグラス」 「ねべでむ」 発狂：異食症3か月 「スペクト・ラム」 「闇ならとうに終わっている」

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