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「人の恋路を邪魔するヤツは、猫に喰われて死んじまえ！」 - - - - - □生い立ち クラブ･メイヘムでバウンサーを請け負う女子高生。 家がベイシティの開発に出資していた会社を経営していた。開発が順調だった頃は至極平和な日々であったが、開発計画の頓挫と共に没落。母を喪った上、父の変貌に耐え切れなくなり家を飛び出す。 その後は行くあてもなくシティを彷徨う日々が続く。幸い気付かない内にオーヴァードとして覚醒していたらしく、街で絡んでくるチンピラ連中共のことは返り討ちにしてやった。オーヴァードという概念を知らなかったため、自己を守ろうと拳を握ると、気付いたらさっきまでピンピンしていた連中が足元に転がってる、私って強い！みたいな感じ。 腕っぷしが強ければ生きていける社会であることが幸いし、生きるために必要なものやことについては十分事足りた生活を送っていたが、やがてどうしようもない孤独感が襲ってくる。自分の居場所がどこにもないこと、両親という唯一の強固なつながりを失ってしまったこと。それらに身を磨り潰されていく感覚から逃げるように、喧嘩に明け暮れていた。 そんな中出会ったのが霧谷雄吾である。無茶な戦い方をしてボロボロになって、それでも満たされなくて、耐え切れなくて、自然と足が向いた港に偶々居たとか、その程度の偶然。しかし彼女にとって、あの場で彼に会えたことは人生を別ける転機であり、言うなれば運命だった。 特段深い話をしたわけではない。ただ、行き場も生きる意味も見失い、全てを終わらせたがっている彼女をUGNが保護しただけ。よくある、それだけの話であったが、彼女は確かに彼に救われた。そのときから殆ど一目惚れに近い感情が芽生え、今日までそれを恋愛感情として抱き続けている。 現在はメイヘムでUGNの依頼を受ける代わりに住居などを提供してもらって生活している。 □性格･容姿等 ザ･イマドキのJKって感じ。昔はテンプレ「いいところのお嬢様」みたいな感じだった。そちらが素であるため、現在はかなりキャラを作っているわけだが、決して無理はしておらず、寧ろ望んでその姿でいるためそこにマイナス感情はない。 ピンクの改造セーラーが人の目を引く……というか全身ピンク塗れなので否が応でも目を引く。セミロングの髪は猫耳のように頭の上で束ねている。瞳は三白眼気味、吊り目。化粧が濃く、実年齢より上に見られがち。 一人称「夢羽/あたし」二人称/三人称「(名前)くん/ちゃん」。親しい人には渾名をつけたり、呼び捨てにしたりすることも。 本名は「七種花」。ダサい(本人談)ので絶対に名乗らない。聖徳館に在籍しているが、学校の名簿までは誤魔化しきれないため、本名バレするのが嫌だという理由で全く行っていない。しかしながら家を出るまで十分すぎるほどの教育を受けていたため、頭は悪くない。立ち居振る舞いの端々に育ちの良さが見える。 好きなものは可愛いものと雄吾さん！嫌いなものはダサい(主観)ものやこと。苦手なものは化粧以外の細かい作業。 □戦闘スタイル キュマイラ×ノイマンのクロスブリードで、ベースのネックを持ち、棍棒のようにして戦う。 戦闘時は真っ白な猫に変身する。人語を話す二足歩行のデカい猫……さながら化け猫である。余談だが、尻尾はふたつに分かれていない。 戦闘中は己の中に眠る獣の本能で動いているため、理性はあるが何をやったのかあまり覚えていないことが常。振る舞いが完全に獣のそれであるため、暴れ回った後はかなり凄惨な光景が広がる。 得物がベースなのは、買ったはいいものの弾けるわけではないので、それなら別の場面で使ってあげた方がいいかなと思ったから。飾れば良かったのでは？(正解！) 戦うときの見た目や戦闘スタイルが可愛くないことをとても気にしており、なるべく荒事の起こる(可能性のある)仕事には関わりたくないと思っている(戦うこと、暴力を振るうこと自体への嫌悪感はない)。とはいえ環境が環境なのでその願いはロクに叶わずにいる。この街で生きていくには仕方のないことだし、何より成果を出して霧谷さんの役に立てることはとても嬉しいので、今日まで頑張れている。 □両親について 難がなかったとは言えないが、少なくとも良い家族だった。 所謂社長令嬢にあたるため、幼い頃から厳しい教育を受けた。特に父は苛烈で、理不尽なまでに厳しく、それを不満に思うことも多かった。それでも一人娘として可愛がってくれていた母の存在に救われ、彼女にはとても懐いていた。父もやり方は間違っていたものの、娘のことを第一に思って行動した結果であり、娘を愛していたということに疑う余地はない。 しかし、ベイシティへの出資が失敗し、会社の経営が傾き始めてから、両親は変わってしまった。父は落ちぶれていく生活に耐え切れず過去に縋り続け、行き場のない感情を日々暴力で昇華しようとする。そんな中でも今まで通り自分を愛し、時には父から守っていてくれていた母さえも、やがて気を病み、折悪く病死してしまう。 今の両親への感情は、母が早くにいなくなってしまったことへのやるせない気持ち、置いていかれた悲しさ、近しい人が変貌してしまったことへのショックなどでぐちゃぐちゃ。家が自分の居場所ではなくなってしまったことだけ悟っている。 母の形見の結婚指輪は常に持ち歩いている。大切なものではあるが、見ると母だけでなく父のことまで思い出してしまい、良い感情だけを思い起こすだけのものではなくなっているので、身につけてはいない。 □「可愛い」への拘りについて 年頃の女の子なので可愛いものは普通に好き。 勿論可愛い自分でありたいという気持ちは第一にあるが、顔が母親によく似ており、鏡を見るとどうしても彼女を思って悲しくなってしまうため、その面影を消すように、ゴリゴリに化粧をし、派手な格好をしている節がある。 加えて、今の家(父)のことを嫌っており、あの家の娘であるというアイデンティティを否定する手段として自己を着飾ってもいる。 とはいえ本人からすれば「可愛いから身に着けているだけ」のこと。自分がこんなにも親のことを気にしていたり、コンプレックスがあったりするということを自覚しているわけではない。 □霧谷雄吾に対する所感 初恋の人。満足に友人も作れないような生活を送っていた彼女からすれば、自分と両親しかいなかった世界で、両親を失い、孤独に苛まれ、人生ドン詰まりになっていたときに出逢い、手を差し伸べてくれた「運命の人」。 16歳、且つ出逢った経緯の特異性もあり、客観的に判断すれば、これはただ若い頃誰もが一度は経験する「勘違い」であるのだが、本人が自覚出来る筈もなく、紛うことなき恋だと信じている。 一方通行という意味では確かに恋なのかもしれない……求めているものは自分と同じ感情というわけではなく、「自分の傍にこれからもずっといてくれるという確証」であり、その証明としてラベリングされた強固な関係性を欲しがっているという感じ。付き合いたい/結婚したい、というより、(勿論それらも含んでいるが)「死ぬときまで一緒にいたい」。そういうのを全部ひっくるめて「好き」だと宣うし「恋」を定義している。 ただ彼に迷惑はかけたくないと思っているので、猛アタックしたりすることはないし、今のところ気持ちを伝えるつもりもない。彼が忙しく、そしてとても魅力的な人で、自分みたいな子供に構う余裕なんてないということは理解している。理解はしているが諦めきれない、折り合いをつけきれない、そんな現状。かといって自分の感情を隠すつもりもないので、見る人が見れば彼に恋愛感情を抱いていることは一目瞭然。何なら仲の良い子には普通に話している。夏ちゃんとか。 ベーシストKIRITANIに対しては、バンドマンとファンという分かりやすい立場と壁があるため素直に「好き」を伝えられる。「霧谷雄吾」とは切り離して見ている。 ・1話後 「伝えなければ伝わらない」～～！！目から鱗！！！フ滝マジでありがとう！！！！！迷惑をかけることへの恐れより言わずに後悔することへの拒否感が勝ってしまった……ので、気持ちは伝えようと思う。見返りは相変わらず求めてないけどはっきり振られたらメチャクチャ落ち込む。だからこそ出来る限りリスクを減らした上で臨みたい。兎に角悔いの残らないように。 エンディングで自分の知らない雄吾さんを見たのは本能的にビビったけど、いつも笑顔で誰にでも平等に接する姿しか知らなかったから、正直ちょっとどころかかなり気になってる。怒ってるわけじゃなかったっぽいし、嫌われたんじゃないだろうけど……だとしたら猶更何であんな顔をしたのか。これをトリガーに、考えてみればお仕事をしてる雄吾さん以外のことを何も知らないことに気付いた。好奇心は猫をも殺すなんて言うけど、それで止まれるほど大人じゃない。まずは知る努力からかなというおきもち。 □成長履歴 ・バッドシティキャンペーン1話「Rise against Black」取得41点/使用41点/余り0点 　《究極獣化》LV3取得 　〈情報:BC〉LV1→LV2 　メモリー:フ滝(感情:感服)取得 ・バッドシティキャンペーン2話「Break or Unite」取得48点/使用48点/余り0点 　デモンズシード(《究極獣化》適用)取得 　《究極獣化》LV3→LV6 　《ブリッツクリーク》LV1取得 　【肉体】3→4 　〈芸術:ベース〉LV5取得 ・バッドシティキャンペーン3話「END-Good Night」取得49点/使用49点/余り0点 　《武芸の達人》LV3取得 　【肉体】4→6 　〈情報:UGN〉LV1→LV2 　〈情報:BC〉LV2→LV5

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