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PC：喜久川 充彌(キクカワ ミツヤ) 地方紙で『ご神木から下りられなくなった猫を地域住民が救う！』みたいな記事を能面のような顔で描いている新聞記者。 ○職業・経歴など ・地方紙を編集する新聞社に勤める記者。 ・大きな事件(特に刑事事件)などはあまり取り扱わず、地域に根差した記事を書くことが多い。 ＜新聞記者という仕事を選んだ理由＞ 　特別秀でたものもなく、特別好きなこともなく、一切変わらない表情筋のように平坦かつ平淡に生きてきた。目指したいと思うものもなく、情熱を向けるものもない。自分でも思うが、随分と面白みのない人間だと思う。 　世の中には、さまざまな才能を持つ人間がいるし、個性豊かな人間がいる。自分の周囲にも、何かに対して全力だったり、懸命に努力する人間が沢山いる。自分とは違って。 　昔はそれを羨んだこともあったが、結局自分はどうにも変わらない人間だった。両親の離婚が原因かと問われるとそうかもしれないが、的外れな気もする。両親の仲がよかろうと悪かろうと、自分はこういう人間なのではないかと思う。 　学生時代、幾度となく訊かれる『将来の夢』というものが正直苦手だった。やりたいことと言われても、それなりに生活できる仕事に就いて生きていければ、としか思うことがない。所謂サラリーマン、考えるべきは業種だろうかなんて思っていた。 　高校時代、友人の國津 充が探偵事務所の手伝いを始めた。 　友人の國津は、朗らかというか穏やかというか、ちょっと情けない感がありつつも、わりと陽のタイプの男だったが、家庭環境に難があり、時折陰のある男でもあった。そこに踏み込む気はあまりなかったが、この男が変な顔をしているのを見ると、なんだかなぁとは思っていた。 　探偵事務所の手伝いを始めてから、國津はなんだか楽しそうだった。よく入り浸っているようだし、将来はその事務所を継がせてほしいなんて頼んだらしい。阿呆か。しかし、そう言って笑う國津は、もう随分と変な顔をしていないように思う。だから、良いことなのだろう。 　ある日、地元紙の新聞に小さな記事が載った。 　國津が、手伝い先の事務所の探偵と一緒に三か月行方不明だった猫を見つけ、依頼人に大層感謝された、という記事だった。 　なんで載せたのかもわからないくらい小さな記事だったが、國津は随分と喜んでいた。 　ふと、思った。 　相変わらず特別好きなことはないし、やりたいこともない。しかし、それを持った人間は世の中に数多くいるわけで、そんな人々が起こす出来事もいくつもある。けれど、それらすべてにスポットライトが当たるわけではない。どれほど努力しても、どれほど懸命でも、誰にも知られることのない人間がいる。万人にとって重要でなくとも誰かにとって、大切なことが、かけがえのないことがある。 　行方不明の猫を見つけたという、原稿用紙一枚よりも分量の少ない記事に大層喜んでいる男がここにいるだから。 　地元紙。新聞。新聞記者。 　これまでの人生で一度たりとも候補に入れなかった選択肢が浮上した。 ○外見・身体能力など ・身長178㎝、体重62㎏。若干ひょろっとした体格だが、能面のような表情のため妙に威圧感がある。 ・顔立ちは整っているほうだが、どうにも表情筋が死んでいるため、能面のような印象を人に与えがち。本人も自覚はあるが、直そうという気持ちはない。こういう顔だ、としか言いようがない。 ・服装はモノトーンが多い。ワイシャツの上にジャケットやパーカーを羽織っている。カチッとしたスーツは嫌いではないが、あまり着ない。着てみると似合うらしいが、知ったこっちゃない。TPOをわきまえつつ、好きなものを着る派。 ○人間関係 ・國津 充(クニツ ミツル) 　幼馴染の探偵。『居なくなってしまった飼い猫の捜索から浮気調査、はたまた大掃除の人が足りない時の助っ人など、探偵とは名ばかりの「街の万屋さん」』 　中学二年の時に転校した先の中学校で知り合う。三年の時にクラスが同じになり、席が前後になってから親しくなった。 　基本的に親しいが故に粗雑に扱っている。ある程度は大丈夫だろうと思っているし、事実その通りなので気にしていない。『こいつなら大丈夫だろう』というのは、恐らく無意識の甘えに近い。 ＜家族構成＞ ・両親は中学二年生の時に離婚。三彌は父親に引き取られて、今暮らしている街へと引っ越してくる。三つ下の妹は母親に引き取られている。 ・父親＜喜久川 俊彌(キクカワ トシヤ)＞ 　食品会社の営業マン。 　決して悪い父親ではなかったが、お見合い結婚の妻との家庭はあまりよいものでなかった。 　妻とは落ち着いた話し合いの元、離婚した。 　大学進学時に実家を出ているため、父親は現在一人暮らし。 ・母親＜桜庭 杏奈(サクラバ アンナ)＞ 　専業主婦から、現在は事務職員。 　元夫からの支援は若干ありつつも、娘を大学まで通わせた。 ・妹＜桜庭 光希(サクラバ ミツキ)＞ 　三歳年下の妹。現在22歳。 　教育学部の四回生。中学校の教員を目指している。 　兄との関係は悪くはないが、特別よくもなかった。 　 ○性格・思考・行動原理など ・感情の振れ幅が狭い。固執するものが特にないので、感情を揺らす要因があまりない。世間一般的に不道徳、不健全、違法とされるものに対しては、それなりに否定的であったり忌避感があるため、何事も許すタイプというわけではない。いきなり殴られたら怒るし、理由如何によっては殴り返す。露悪的なものも好きではない。 ・自分の感情や好悪の希薄さはすでに理解しているし、改善するようなものでもないので、そういうものだと受け入れている。自分とは違って、好きなものや夢、懸命になるものや理由を持っている人間は率直にいいものだなと思う。そういうものを書きたいなと思う。 ○その他 ・一人称：俺 　二人称：お前、あなた 　三人称：○○さん ・好きな食べ物：辛子明太子、緑茶 　嫌いな食べ物：あんこ(粒あんは特に)、甘いもの全般があまり好きではない ・誕生日：９月９日 ・血液型：B型 ・フレーバーNo.15：菊「高貴」「高尚」「真実」「真の愛」 貴方の行いは全てが正しい。貴方の言葉に皆が頷く。自分を信じる貴方の言葉が、皆が信じる貴方をさらに高みへと導くだろう。 ・フレーバー特徴表No.6-4《実は生きていた》 生き残るすべに長けている。死からの生還（6版P64）のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 ○通過シナリオ ・『同居人』/両ロストでシナリオエンド ＜チャットパレット＞ CCB<={SAN値} 【SANチェック】 CCB<=65 【アイデア】 CCB<=80 【幸運】 CCB<=80 【知識】 ------- CCB<=50 【回避】 CCB<=70 【こぶし】 1d3+1d4 【ダメージ算出：こぶし】 CCB<=70 【聞き耳】 CCB<=65 【写真術】 CCB<=75 【図書館】 CCB<=60 【目星】 CCB<=20 【言いくるめ】 CCB<=70 【説得】 CCB<=77 【ほかの言語(英語)】 CCB<=75 【心理学】 CCB<=50 【歴史】 ------- CCB<=(14*5) 【STR】 CCB<=(10*5) 【CON】 CCB<=(16*5) 【POW】 CCB<=(10*5) 【DEX】 CCB<=(14*5) 【APP】 CCB<=(14*5) 【SIZ】 CCB<=(13*5) 【INT】 CCB<=(16*5) 【EDU】 //STR = 14 //CON = 10 //POW = 16 //DEX = 10 //APP = 14 //SIZ = 14 //INT = 13 //EDU = 16 //db = +1d4

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