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警察学校を卒業後警視庁警備部銃器対策班　班員として任務にあたってきたが、数年前今の所属に異動してきた　階級は警視 警視正への推薦もあがっているが、本人は今の立ち位置が落ち着くから、とさりげなく断っている 説得力はないが人の心情の機微を見抜き、銃器の扱いが長け、豊富な医学的知識から所属部署以外からも声をかけられることが多い 基本的に残業して仕事を最後まできっちりしあげ、次の日には誰よりも早く登庁することから 「綴警視は着替えを持ち込んで泊まり込みをしているのでは…？」と心配されることが多々ある（ちゃんと帰ってる） 自分が見据える正義を法の下に照らし合わせ、証拠と推理から事件を解決してきており、過去は振り返らないように振舞う 優し気な物言いが多いので取り調べなどでは舐められることが多いが、その分油断を誘って自白させたり誘導尋問にかける。 ５年前までは長い黒髪をポニーテールにまとめていたが、ある日を境にばっさりと切り落とし、今の肩口でそろえるようにした。 それを尋ねられても「うーん、気分転換に切ったら気に入っちゃったの。」とニコニコ笑顔でかわす。 基本的に優しい口調だが敬語は上の人にのみ使う。気さくなお姉さんぽい所がある。 おしゃれはあまり意識しておらず、基本的に黒いスーツに白シャツ、ネクタイ。スカートは履かない。 射撃訓練場や道場、医務室によく顔を出しており、日々自分の知識や体を鍛えている。 細々としたものをリュックに入れており、簡単な修繕や怪我の治療はすぐ対応できるようにしている。 恋人や結婚について聞かれると 「この仕事柄、いつ呼び出しがあるかわからないから、今は考えてないわ。こんな私でもいいって奇特な人が居たら、考えちゃうかもね？」 とにこにこ笑って誤魔化す 基本的に困ったことを言われたり聞かれたらニコニコ笑って誤魔化す。 けれど、その笑顔と言葉には、どこか説得力がない。 シナリオ「金糸雀の欠伸」クリア シナリオ「＆/HAND」クリア ６か月　複数の四肢障害　両手が使えない　→　解消 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下、金糸雀の欠伸　ネタバレ 金糸雀の欠伸　ネタバレ 妹の　雪見　野薔薇（ゆきみ　のばら）旧姓　綴　野薔薇（つづり　のばら）を５年前に亡くしている 妹の結婚相手である　雪見　靜（ゆきみ　しずか）くんとは妹を介してそこそこ良いお付き合いをさせてもらってたが、 妹の死後、姻族関係終了届（夫婦の一方が死亡した場合において、生存配偶者が姻族関係を終了させるために役所に提出する届のこと）を提出させており、 もう無関係の人間となった。 姉妹仲がよく、優しかった妹を惨殺しその命だけでなく子供をも奪った犯人を許せず、刑事としてではなく一人の人として裁く決意をした。 その日から一層射撃訓練場や道場に通うようになり、いつか犯人に相対した時はそれが誰であれ躊躇いなく引き金を引けるように自分の心を律するようになる。 その結果、立派な警察官として認められている現状に内心自己嫌悪に苦しんでおり、犯人を殺したら自分も死ぬつもりでいる。 妹の墓にはきっと雪見くんが花を手向けてくれるだろうから、自分は仇を討てればそれでいいと投げやりな人生を５年前から過ごしている。 わかりやすくそれが表面に出ているが誰にもその理由を話すつもりはない。 ５年前の事件までは 美容室に毎月通った黒のロングヘア、スカートやパンプス、細やかなネイルアートのような女性らしいお洒落を楽しんでいた→ 今は１０００円カットの肩口おかっぱ、ズボンのみ、爪はそのまま爪切りだけになっている ふわふわレースのハンカチ、はやりのコンビニ限定お菓子や手作りのクッキー差し入れ、水筒にハーブティーなどを入れていた→ １００円以下の安いハンカチに業務用スーパーのような大量生産のミントガム、ペットボトルのコーヒー と妹の事件解決を最優先して考えて行動した結果、私生活が崩れてしまった。 一人暮らしをつづけておりペットはいない生活 日々残業をしているのも事件に関して調べていたり、情報を集めているからで、何も見つからない現状にいら立ちを覚えている。 毎日ボイスレコーダーを出勤時に起動しており、帰宅後にデータをパソコンに入れては休みの日に編集するようにしている 今は何も見つからなくても、いつかそれを聞き返して予想外のところから情報が見つかるかも、と繰り返すようになった。 妹の事件以降、うまく笑えなくなった。 ぎこちなく偽物の、張り付けたような笑顔を浮かべる自分を「妹を守れなかった警察官失格」と思っており、昔の写真などはほとんど処分してしまった。 いつか妹の事件を解決しても、その時は自分も犯人を殺して自殺するつもりだから、本当に心から笑ったり泣いたりする日は来ないだろうと漠然と考えている。 「いつか私は死ぬ。でも、それまでに、どうしても解決したい事件があるの。」 「私には、恋人も出世もいらないの。ただ、目の前の事件を解決して、苦しんだ被害者の人たちを救いたいだけ。……それだけなの。」 シナリオ：金糸雀の欠伸　Ｄエンド　実質ロストだけど動ける 杜若　実(かきつばた　さね)さん　と　一緒に逃亡生活を送る 柊 杏 （ﾋｲﾗｷﾞ ｱﾝｽﾞ）さんと天狼 一美（てんろう　かずみ）さんの死を抱えて生きることになる 妹の復讐も出来ず 自殺も出来ず 警察に追われ 髪を妹の色と同じに染めて 擦り切れた心で、世界中から否定されて歩かされる 「……………………あぁ、なんでわたし、生きてるの……？」 「…………のばら…………ごめんなさい…………」 流れる涙が、止まる日はくるのか。 彼女はわかりません。 現在 金糸雀事件の後、秋田に逃げて廃人のように過ごす 瞳が開いていても何かを見つめることもなく、口に食べ物を入れられても数回に1回は本能からか吐き出してしまう 世話をしてくれる彼に罪悪感を感じてはいるけれど声の出し方もどんな言葉をかけたらいいのかもわからなくなって、ただぼんやりと虚空を見つめている 自殺を何度か試みるも勘の良い彼にすぐに発見されて達成出来ずにいる 時折5年間泣けなかった反動か涙が意図せず零れては優しい手に拭われるけれど特に反応することもない

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