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【特徴】 狐の様に目を細め、基本的に笑顔を崩さない細身の男。 表向きな態度だけは紳士を気取る腐れ外道、結構自由奔放。 記者というカヴァーからか情報収集が日課の様になっていて、猫川美亜には度々恩を売ったり売られたりしている。猫川美亜の方はともかく彼はまんざらでもなさそう。 感情の起伏が激しく怒るとチンピラみたいな口調のボロが出る。 現在はカヴァーとして記者の仕事をしながらUGNのエージェントとして働いているが、それも 「FHだとUGNに目をつけられて鬱陶しい」 「かといってどちらにも属さずに力を使っていたらもっと面倒な事になる」 という理由から来るものなので、支部長を始め他の構成員とは違いUGNの職員である事に誇りも無ければ、UGNに対する忠義もない。 もし現状のUGNに不満を持てば何時FHに移籍してもおかしくない、かもしれない 【オーヴァードになった経緯】 ―始めは、ただの"好奇心"だった 二十年前突如として世界にばら蒔かれた『レネゲイドウイルス』。そして又、それによって超常的な力を手に入れた『オーヴァード』。 新聞記者だった錦はひょんな事から"彼等"の存在を知ってしまった。それが、そもそもの間違いだったのである。 記者である錦にとって、公表すれば世界が大混乱に陥ってしまう様な存在である"彼等"はとても魅力的な取材対象であり、彼が自然と調べあげる方向に動いてしまう事は、致し方ない事であった。 それから彼は、個人的に秘密裏に、ひっそりと、"彼等"の事を何年も時間をかけて調べ上げていった しかし、何時からだっただろうか？調べれば調べる程、次第に"好奇心"は強い"渇望"へと変わっていく。 「私もこの様な力が欲しい。この、化け物の様な強大な力が」 ―そう、思う様になっていった。 それから彼は今まで"彼等"についての調査を行って居た際の情報網から知り得たレネゲイドウイルスの研究者に頼み込み、自ら実験台になる事を志願した。 その結果遂に望みであるオーヴァードとしての力を手に入れたが、副作用として感情の起伏があまりにも激しくなってしまった―まるで、自分の中にもう一人自分が居る様な、そんな身震いのする様な不気味な感覚。 いつ暴走するか解らないそんな衝動から目を逸らし、今日も彼は街を闊歩する

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