タグ： 探索者引退

ゴミ溜めの先人に名前をつけてもらった。盗み、殺人、追い剥ぎ、喧嘩をして獲物を取り合うことも珍しくなく、腕っぷしだけでゴミ溜めのなかを生きてきた。 いつだったかはどうでもよかったので忘れたけど、捕まってどうなるかな〜と思ってたら普通っぽい人間に一本満足を与えられる。なんかよくわからんが三食と寝床を提供してもらえるらしかったし、退屈な日常を浪費して死ぬくらいなら予想外の出来事で死にたいと思い何があってもいいやの気持ちでついていく。 しばらくは一本満足を与えられていたしそういうものだと思っていたが、気まぐれに「あれ食べたい」って言ったら食べさせてもらえたので美味しい食べ物の味を覚える。 人を殴るとスッとするし、それで褒美を貰えるのは一石二鳥だから特に今の仕事に不満を抱いていたりはしない。寝るところも飯も楽して手に入るから。 殺していい人間かどうかをなおに聞いて、殺していい人間だったら襲う。 おなかが空くとイライラするから人を殴りたくなって殺す。腹が満たされると満足して寝る トリガーハッピーで、殺したあとはしばらくテンションが高い。アドレナリンが出るのは好き。死ぬかもしれないと思うほどの激しい戦闘が好きだが、弱い人間をいたぶるのも別に不快ではない。人の形が崩れていくところを見るのはたのしいね〜 なおのことはマジでよくわからない。急に現れて急に餌付けして急に生活を保障してきて急に殺しの仕事をくれた。なんで？ なおのことはマジでよくわからないが、なおが自分を好意的に見ていることは知っている。なんで〜？

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