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【クトゥルフと帝国】 華族の次男坊。表向きは穏やかで気さくな性格。軍人仲間や友人たちにもそのように振る舞っている。 一方でやや神経質な面を抱えており、その性質は生い立ちに起因している。 母親は花街の遊女。髪は明るく瞳は光の加減で金色に見え肌は雪のように白く、日本人離れした容姿をしていた。 おそらく外国の血を引いていたのであろう。 つまるところ音哉は妾腹の子であり、病弱な長男坊の代替品として家門に迎え入れられた存在であった。 ところが度々病で死にかけていた長男は成長するにつれ身体が丈夫になり、家督を継ぐこととなる。 用済みとなった音哉は、体よくお国の貢献のためという名目のもと軍へとお払い箱となる。 顔の傷は士官学校時代、容姿を馬鹿にされ見下された際に、覚悟を見せると言って自らつけたもの。 本心ではお国のためなどいう思想は馬鹿らしいと思っており、そのような事をのたまう輩には神経を尖らせている。 同様に容姿や生まれについてぶしつけに詮索する者にも苛立つが、生まれ持った柔和な顔立ちと自然な笑みで上手く隠している。 苛立ちを募らせると傷を掻き毟る癖があるが、人前で行う事はまず無いだろう。 ※大正パラノイアで使用したPCのコンバートキャラ。「塩野木」という名前の元ネタは製薬会社から。 ・『死を呼ぶつばめ』・AFではないおみやげ【書籍：死を呼ぶつばめ】

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