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サツキ 殺し屋 20歳 女 幼い頃両親に捨てられ、酷い孤児院に入れられ、地獄のような生活を送っていたが、ある日その孤児院でいつものように必死に食べ物を漁っていたら、偶然拳銃を見つけた。今までの恨みも兼ねていたかもしれないが、何となくで孤児院を経営していたおばさんを撃ち殺して見せた。引き金を引いた直後の銃声と、弾丸が当たった部位から溢れる血液の赤を見て、【綺麗だ】と快感を覚えた。そんな彼女を見て怯えていた、もう1人の経営者である夫のおじさんをも撃ち殺し、二人の悪魔から開放された彼女は孤児院を抜け出した。 彼女は拳銃を片手に、どこかも分からない場所を宛もなく歩いていたが、まともな食事を与えられていなかったためその場に倒れ込み、意識を失っていた所を、とある殺し屋に拾われ、現在殺し人をしている。 誰彼構わず人を殺してはいけない、などの一般的な常識はある程度教わっているので、仕事以外で人を殺すことはそうそう無い。話もある程度は通じるが、一般人との価値観のズレがあるので噛み合わないことが大抵である。でも基本はいい子。 拾い主はある日唐突にサツキの前から姿を消し、未だにどこにいるのかわかっていない。サツキ本人は「いつかまた会えたらいいなー」くらいに軽く見ているので、とくに気にしていない。 2021.03.14「dropout despair（ドロップアウトディスパイア）」HO2 通過

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