タグ： ハル 壊胎

網走　来良（あばしり　らいら） 2015【経済犯罪者】参照 特記：年収が+50％アップ。 ―――――――――――――――― 【性格】 温厚、に見せかけて腹黒。にこにことした顔を向けつつ本心は隠す。皆俺の思い通りになればいいのに、と心の内で思っている。 【設定・背景】 詐欺師兼花屋。花屋をしていると様々な職種の人たちがやってくるので人間観察をするのに適していると感じ、続けている。 来良の目はオッドアイ。両親はそれを気味悪がって彼は生まれてすぐに捨てられた。保護され、孤児院に入ることになったが、来良のその目はあまりにも特徴的で、ほかの子供たちや職員からも気味悪がられた。だが、来良はそんなことは全く気にしていなかった。むしろ、自分を見てみんながみんな気味が悪いと口をそろえて言うその光景が、不思議で、そして面白かった。 だって、まるでそう言えと指示された量産型の玩具みたいだったから。 そこからだった。来良の趣味は人間観察になった。日々人の言動、表情を観察するようになり、そしてある日、ふと思った。 人間はみんな一様に同じようなことしかしていない、所詮量産型の人形と同じ、それならば、操ることなど造作もないのではないか？と。 そこからの行動は早かった。彼は自分の容姿が人より優れていることを知っていたため、試しに目の色を見られないように気を付けながら女性に近づいて適当に気があるそぶりをしてみた。観察の結果から得られた、好かれる人の皮を被って。するとどうだろう、面白いほどに皆つられる。やはり、人を操るのは簡単だった。じゃあ、こうしてみたらどうだろう？こうしたら？こうしても面白いかもしれない、そうやっているうちに人を騙すことから抜け出せなくなっていった。 はたから見れば異常者だろうが、人を騙すということは彼のアイデンティティとなり、日々は前よりずっと楽しいものになっていた。孤児院を出た後も人を騙す快感からは抜け出せず、結果詐欺師となってしまった。 よって、来良が詐欺を働くのは純粋な暇つぶし。 誰かを騙し、それに相手が気づいたときに見せる悔しそうな顔、悲しそうな顔、怒った顔、そんな顔を見るのが特に大好きだった。普段笑顔でにこにこしているやつや、余裕ぶってるやつがそんな顔を「自分に」向けてくることが可笑しくて面白くて、楽しくて仕方がない。だから今詐欺師をしているのは完全に趣味。人が傷つくことなんかまったく気にしていない。 人間なんて所詮簡単に操れる人形でしかないんだから。人形に配慮なんて必要ないでしょ？ ―――――――――――――――― 一人称：僕（猫かぶり）、俺（本心） 「やぁ、こんにちは。僕は網走　来良。よろしくね」 「大丈夫ですか…？」 「あっはは！！やっぱり人間って最っ高に馬鹿なお人形さんだよね！」 「俺が「優しいヒト」なわけないでしょ！？騙されちゃってほんっとうに滑稽だね！」 ―――――――――――――――― 《通過シナリオ》 ・壊胎（生還）

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ